2枚目の名刺の効用

よく思うこと。

僕は自己紹介をしてくれと言われれば、非常に困る人間だ。どこの何を話していいかがわからず、すべて話すととりとめのないようなキャリアにもなる気がして、言葉に詰まる。しかし、「昔、今のことをしっかりやれば道が開ける」と言ってた人が、何となく今のような動きが分かる気がするという人がいる。今の社会は多様性を認める世の中であるし、どこでどうなるかわからない。僕はAとBのことがあれば、有機的に繋がるものだと思っており、新しい価値観を生み出す時って、この組み合わせってなかったねとか気づかなかったねと、そんなものな気がする。そんなものと言えば、軽薄だが、一つの物事に執着しすぎるとやはり生きるのはしんどいのではない。2枚目の名刺というか、セカンド的なものも重視しつつ、生きていく。これはダメ、あれはダメでは、価値観が混とんとしている世の中では通用しないのではないか。これは人それぞれの考え方なので、肯定も否定もしないが、僕はレッテルを貼る生き方はご免。見出しで判断する人間とは付き合えない。これは僕の価値観。

 

著者 : 柳内啓司
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2013-01-17

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