漱石の命日

101年目の命日

夏目漱石を巡る一年から、また始まる新たな一年へ。100年にあたり、全国いろんなところでイベントや催しもあった。結局、3月に神奈川の文学館のものしかいけなかったけど、できるだけ漱石を向き合うようにした。読み直したいと思っていたけど、なかなか読めなかったが、評論や様々な文庫、書籍は読ませてもらった。紡ぐ言葉を辿りながら、こうじゃないか、ああじゃないかと考えさせられること、多々あった。文学を通じて、社会の世相を知り、社会に問いかける。この答えは風に吹かれているかもしれないが、100年経っても新しい言葉や思想が、我々、未来の読者に勇気づけてくれる。文系部もなくしていこうとする現代は、ほんとに正しいのか?生産的なものがかりが流行るのもどうかと思われる。立ち止まって、じっくり考えたい。でも時間がない、こんな今日この頃の僕である。もう一度、漱石に向き合いながら、これからの人生訓を蓄えたい。

 

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