対談 春夏秋冬
精神保健福祉士 八橋孝介 × 博士(農業経済学) 岸保宏

今日はどうぞよろしくお願いいたします。

今日は精神保健福祉士のお仕事をされている八橋(やばせ)さんに
色々お話を伺っていこうと思います。

 

なかなか精神保健福祉士っていう仕事の方に、僕もあまり出会わったことがないんですが、
こういう仕事を始めるきっかけってあったんですかね。

 

僕自身、心の健康っていうのに興味があって、そういう仕事に就こうかなっていう中で、
国家資格ということで資格を取ってというのがスタートですね。

 

それは何歳ぐらいの話ですか。

 

29歳、ちょうど30歳になる手前ぐらいからなので5、6年前になりますね。

 

それまでは何かキャリア的には?

 

その前は新卒で旅行会社に勤めて、2〜3年で辞めて、そこからはちょっと路頭に迷ってましたね。

 

僕も29歳の時に大学院に入って、立命館で大阪にサテライトキャンパスがあったから毎週通ってました。
29歳を迎えて20代のうちに何とか自分を変えたいなと思ってね。
キャリア開発とか人的資源管理の分野でいう、トランジッションの時期なのかもね。

 

男にとって30歳っていうのは一つの壁というか、自分の中で何か変えたいなみたいな、
そういう気持ちはきっかけとして多分あったと思いますね。

 

次に、いまの仕事の苦労ってどんなのがありますか?

 

やっぱり正解がないというか、結果が形として表れないので。
人の話を聞いて、本人が自己決定できるような形を聞くんですけど、
果たしてこの聞き方で良かったのか?本人の力になれたのか?
っていうことが、すぐには分からないところですね。

 

やっぱり僕も全然違う仕事しているけど、他の人にはわからない部分ですね。

 

なので、結果が形として見えないし、
下手したら話を聞くことで本人の状態が前より悪くなってしまったら、話を聞かない方がよかった。
みたいなこともあるわけですよね。

 

なるほどね。

 

手出しをするべきか、あるいはしないべきなのか。
そんなこともあったりするので、そこの見極めっていうのがなかなか難しいですね。

 

それはすごいやっぱり悩みどころだね。
それは今後いわば経験と勘っていうのが出てくるんだろうね。

 

やっぱり長年やってると、勘とかそういうので分かっていく部分はあるんでしょうね。
ベテランの方とかを見ているとそう思います。

 

 

それでね話は変わるけれど、
八橋さんから見て岸保宏っていう人物はどういう風に見えますか?(笑)

 

一言で言うとユニークで、今まで会ったことないタイプの人ですよね。

 

ちょっと自分のことは自分でわからないから聞くんだけど、どんなとこがユニークだと思う?

 

人間臭いというか、自分の思いに真っ直ぐな人ってイメージありますね。

 

ということは俺はピュアなのかな!?

 

確かにそうかもしれないですね。

 

あとは常に何かしら仕掛けていて、これからもきっと何か面白いことをやってくれるっていう期待感はありますね。
この人と一緒にいれば絶対に何か面白いことがあるぞっていうワクワク感みたいな?

 

そう思ってもらえてるとありがたいね。

 

 

八橋さんは、これから仕事の面とか人生とか、こうしていきたいっていう未来予想図はありますか?

 

そうですね、なんか今あんまり人の役に立てているか、ちょっとわからないなと思うこともあって。

 

なので、大きく業種としては変えないんでしょうけど、もっと自分で専門性を高めて人の力になれるような存在であり続けたいと思いますね。

 

やっぱり八瀬さんは、学術系のこともやってらっしゃるから、
日々のお仕事に加えて、ぜひ大学の教員としてもやってもらっていたいですね。

 

そういった両方の部分で、未来の精神保健福祉士になるような人のこともサポートしてもらえると良いよね。

 

それは岸保さんが既に実践されてますし、
僕としてもやっぱり「研究」と「実務」って車の両輪って言われてるので、
やっぱり並行してやっていきたいなと思いますね。

 

そうだね、お互いこれからも頑張っていこうよ!

 

今日はどうもありがとうございました!

 

【対談者プロフィール】
八橋孝介(やばせこうすけ)
広島県広島市出身。精神保健福祉士、修士(保健学)。
生年月日:1984年06月20日
血液型:O型
出身地:広島県
趣味 :ユーロビート