年齢を積み重ねて

おじさんたちの行動

45歳と言えば、もう立派なおじさんだろう。月日が経てば、おじさんと言われる年になるには当然であるが、なぜおじさんたちはスナックやスタンドに行くのかというのが非常にわかる年になった。そのママを口説こうとかではなく、話を聞いてもらいたい、だから一人で行く店には一人で行き、話をする。そして適当に飲んで歌って帰る。仕事や家庭で言うに言えないこと、持ち帰れない話など、気持ちのリセットにちょうどいいのかもしれない。だからよく聞いてもらえば、飲み代は当然に払うにしても、少しケーキでもというお土産も持って行こうかと思うのではないか、ふとそう思うようになった。コロナで飲食店は閉まっているが、社交場というか、そのトポスは重要な役割を担っている気もする。これは加齢でわかったことで、若いころには分からなかった心境。僕の推論があたっているかはわからないが、この前から思うことなど。