お花畑の会計について

会計の重要性を考えよう!

会計を教えている、会計の仕事をしている。そういうバックグラウンドはあるが、どうも経営者の会計軽視の姿勢が目につく。日常が忙しい、営業が忙しいというが、稲盛さんではないが、「会計がわからんで、経営ができるか」というのはないだろうか。コロナが明け、補助金なども支援がなくなっている今、コロナで融資も増え、銀行も回収に入っており、企業の姿勢や態度を見ているように思う。「まあ、何とかなるだろう」、「何とかしてくれるだろう」と安易に思う。お花畑思考である。もう黄色信号から赤信号になっている。企業側も真剣に会計を見て、経営再建する。それでももう銀行もダメと判断すれば、倒産へ向かわせるだろう。売上UP、販路開拓の素敵なお話を聞くのもいいことだが、足元の点検、会計をきちんと構築する。企業の地味な構造改革こそ、未来につながるのではないかと思うのだが・・・。結局、会計を重要と考えていないのが起因であろう。