右脳

2020年最終講演

今年最初で最後の対面講義

呉広域商工会からお話をいただき、今回、講義をさせていただいた。コロナ渦中であり、運営サイドの呉広域商工会の方も大変だったように思う。今回、コロナをテーマにどう事業経営を行うのかというもので、こちらも議論して臨んだ。僕が総論。各論を麻尾氏(IT事例)、古谷氏(飲食業事例)で行った。商工会のメンバーは業種も様々なので、あまり偏りのないような話にしようと思うだけにこれも難題となった。結論的には、いろんな話題の中で、ヒントくらいはあったのではないかと推察する。これから対面でこういう企画講義は難しいかもしれない。しかし、経営者は常に勉強である。今回、呉広域商工会に感謝申し上げたい。また機会があれば、呉に行きたいと思う。

講演会の準備

今年の締めくくり

呉広域商工会より講演の依頼を頂いた。個人的に依頼があったが、今回、マスタード・シード22のみんなでやりたいと要望したところ、OKをいただき、今回の運びとなった。コロナ対策と事業経営という自分が講師ではなく、自身が聴講したいようなお題をいただき、準備をしている。僕もコロナになり、考えを大きく変えた。その中で社会実験のような毎日を過ごしているような気がする。自分が能動的に考え、僕自身をソリューションする意味でもいい機会になりはしないか。博士論文のお題で、どこかで会計学を話したかったが、今年は経営戦略のお話であった。会計は不人気なのか。いただける仕事に真摯に向き合い、聴講してくださる方にいいヒントやきっかけができれば、本望である。今回はオンラインでも参加できるようだ。遠方の人も聞くことができるようなので、よければ参加してしてほしいと思うところだ。

1クール修了

音声での発信

1クールがラジオが終わりました。早いもので13回(1回目はスタートアップ)。12名のゲストをお呼びできました。ちなみに、以下のラインナップでした。いろんな話が聞くことができました。コロナがなければ、ラジオはしなかっただろう。コロナがなければ、今のメンバーでラジオはしていなかっただろう・・・、ということで、やってみることで自分を検証していきたいと思います。結局、やるかやらないか。文句ばかり言っている人はたくさんいるけど、実践者は少ない。

第1回9月1日 廣島農人スタートアップ

第2回 9月8日 農業と新規就農 ウーベンアグリ 塩谷壮二氏

第3回 9月15日 農業と法人経営 ねぎらいファーム 八幡原圭氏

第4回 9月22日 農業とブロックチェーン BLACK EDGE 石田陽之 氏

第5回 9月29日 農業と民宿 民宿あるぺん屋 杉原幸成氏

第6回 10月6日 農業と外国人就労 合同会社ニュービー 高遠隆 氏

第7回 10月13日 農業と行政 広島県東部農林水産事務所 高橋龍二氏

第8回 10月20日 農業と農産物活用 宮本企画 宮本亮嗣氏

第9回 10月27日 農業と6次産業化 6次産業化プランナー 古谷章  氏

第10回 11月3日 農業と野菜 野菜labo 田野実温代 氏

第11回 11月10日 農業と土づくり アグリアライアンス(株) 脇伸哉氏

第12回 11月17日 農業と笑い 吉本興業 山田亮・岩本剛 氏

第13回 11月24日 農業とマーケティング 県立広島大学 粟島浩二氏

第2クール目も「農業のカルチベート」、よろしくお願いいたします。

畜産のお話

久しぶりの畜産

某銀行から畜産農家のことで問合せがあった。どうやら農業会計が分からない模様。僕もすごい詳しいわけではないが、昔のものを引っ張り出してみた。写真は畜産簿記の教科書だが、あまり目にすることはないだろう。このシリーズ、一冊だけ手にどうしても入らなかった。なかなかないのである。畜産簿記の教科書、詳しく仕訳など解説があり、わかりやすい。しかし、これ以降、目にかかることがないので、次の研究者も育っていないのだろうと推測する。今日、打ち合わせだが、どうなるのか。農業もあれこれあるものである。

農政用語集

農業の辞書

ラジオで用語を解説する場合などにも、活用している農政用語集。僕にとっては結構役立つ。キーワードをまとめてあるものなど、それぞれの分野でハンディタイプのものがあれば助かる。この書籍では、法律・行政、統計、担い手、経営、集落営農、土地、流通・販売、農産物・食品安全、貿易・国際、消費者、環境、農業一般で整理されており、農業のコンサルタントや専門家にはあると便利である。あれもこれも知らないのに、知っていると思われるのも怖いものだ。不勉強さを感じるところだが、手元に一冊。紹介をしておきたい。

 

コロナ時代の事業経営

講演会

今回はマスタード・シード22のみんなで講演会の講師をやろうということになり、最終案がこちらに届いた。コロナ時代の経営戦略や事例といった話が要望である。僕自身もコロナを起点にさまざまな考え方を変えた。僕の経験だけではなく、いろいろ話す話を考えてみようと思う。やはり人前で話すのも貴重な時間を費やすわけだから、役に立つ話をしたいものである。僕ら3人、すべてが違う話題でありながら、串刺しはコロナ新時代の経営事例であるから、それなりに経営のヒントは伝えれるのではないかと感じるところだ。

農業のカルチベート

ラジオでの発信

毎週、火曜日の放送で、だいぶ慣れてきた。メンバーのローテーションもあるので、毎週出ることはないが、結構楽しみになっている。9月中旬より急に忙しくなって、思うように時間が取りにくなり、タイトではある。しかし、このラジオは内容もあると思うので、何とか続けたいと思っている。24分という放送時間から考えると、メンバーとも話しているが、話の深堀りという点では欠ける。それでも農業の関連テーマを有識者のお話を伺う機会は大きい。これだけのキャストを呼べるのも強みだと思う。僕にとって、農業は人生のキーワードになっているように思う。しかしながらすべてわかっているわけではない。謙虚な姿勢で学んでいきたいと思っている。コロナがなければ、ラジオはやっていないだろう。僕もかなり思考をチェンジし、向き合っている。やるなら今しかない。悲壮感も持ちながら生きている今日のこの頃だ。

今年の白書

年々遅くなっている気がするが…

毎年、農業白書を購入する。さすがに全てを読むことはないが、辞書として活用する。早速、廣島農人のラジオで資料がわりで使わさせていただいた。白書と放送大学の教科書はかなり役に立つ。学術研究にもかなり役立つから、是非、自分の関心がある分野は目にするといい。買うのが抵抗ある人は図書館の利用である。まあ一度、手にとって欲しい代物である。

会計の入門

会計をほどく

来年からとあるところで、会計を教えることになった。初心者にどう会計を教えるのか。そして資格学校ではなく、大学で学ぶ意義。今から会計の初歩を学べるように、どう伝えれるかを模索している。昔、はやった会計の本など買いあさり少しずつ読んでいる。やはり自分でも改めて気づくこともあるし、これはいい機会になっている。農業会計ということでまだ活躍の場はないが、じっくりやっていけば花を開くときもあると思う。会計学も奥深いもの。僕にとって、令和という時代は大変革な時代になっているような気がする。

農業経営アドバイザー

コンサルタントの付加価値

情報提供で農業経営アドバイザーの試験の案内をいただいた。政策金融公庫が認定する資格であるが、農業経営に携わる金融機関や税理士、診断士などには知られている。過去に6次産業化プランナーも歴任したことがあるが、農業関連での資格というと非常に少ない。技能・技術などは多いが、経営的なものは。今回、コロナの影響もあり、オンライン開催である。通常は東京に5日間べったり研修を受ける必要があり、地方の人にはチャンスである。そんなこともあり、今回は旅費交通費も考えれば、メリットは大きいような気がする。即日、400人の受講枠が埋まったようである。いろいろ学べるので、僕も少しは考えたが、資格マニアでもないので、これというもので勝負した方がいいと判断した。故に僕は受講・受験はしない。やはりこういうのも東京にいると、違う条件で考えられる。ただし、これからはオンラインなどどんどん変わっていくと思う。誰でもどこにいても、均等な機会を持つことが可能になるかもしれない。そうあってほしいと思うところだ。今回は締め切りだが、農業関連でコンサルタントを考えている人は、チャレンジするといいかもしれない。