社会構造の変化
インタ-ネットで見かけた特集記事で掲載されていて気になった事案。晩婚化というより、嫌婚など結婚に対して自らの意思で選択しない人が増えているようだ。金銭的な面、生活の面など、昔のように結婚=普通の等式ではなくなったのだろう。その普通っていうのは、結婚して、子供を作って、そして成長を見守り、巣立つ、孫ができるなど、そんな流れのようだ。結婚をしないことは決して悪いこととは思わないが、既婚者の僕から見れば、いいこともたくさんある。自分のことをこうしてみてくれるのは子供しかないし、仕事から家に帰った時に電気がついているのは、幸せなものだ。生き方は十人十色。社会も変わった。結婚ってどうなの?これは最後までわからないのかもしれない。
| ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日 : 2015-09-26 |
この時期になると校正と執筆
研究者の世界は政治そのもの。政治をどうハンドリングさせながら、自分の立ち位置を置くのかに終始する。今まではいいものは認めてくれると思っていたが、そうではない。①与党にいること、②迎合すること、この2点が重要。僕はいずれも嫌いであるが、研究の世界にいると、思考を止め、聞いていた方が得策な気がしてきた。諦念である。好き嫌いも左右されれば、どの派閥にいるかどうかと判断される。一匹狼的なものは排除される。気づくのが遅かったが、どう政治的に動くかどうかで決まってしまう。これは中に入らないとわからない。今回、僕にとって与党側の学会に出してみた。修正の指摘はあるが、的確かつ前向きになれるもので、そういう「正しい」ところで、確かな「ベクトル」で突き進むことが、評価に値することがわかった。若いころは勝負の土壌が大好きであったが、無駄な努力だったと思える。こうやって要領よくやっていたら、さぞかし楽に生きれるんだと思ったのは、遅い気付きである。もし研究の世界に行く人がいれば、①と②を徹底したほうが近道である。僕は反発ばかりしているので、与党にどっぷり入れないけど。それだけ研究の世界は不平等なものだ。それはそうだ、教育は不平等だから。
| メディカルレビュー社 発売日 : 2011-03-31 |
沖縄の地から
もう5,6年になるが、沖縄国際大学の特別研究員をやらせてもらっている。僕が研究の分野で研究者の皆さんと調査を多くやっていたころに、縁をいただいた。年に1度の紀要に投稿するのだが、沖縄国際大学には感謝しきりだ。出身校でもなければ、大学の存在さえしらなかった。沖縄にかかわってからわかったのは、沖縄の中では、琉球大学、名桜大学の国公立大学、沖縄国際大学は私立大学、この3校が上位校らしい。生徒さんと交わることがないので、学風はよくわからないが、僕にとっては居心地のいい大学である。出身校からはまったく声もかからない。自分に魅力がないのだろう。しかし、こうして沖縄国際大学にかかわることができるのはほんと幸せであり、いつか特別講義とかで呼んでもらえないかと思っている。どこかで沖縄国際大学には恩返しできないだろうかと思う次第。広島の地から遠いので、それがネックだが、年に1度は論文を残していきたい。今回もひとまず何とか脱稿できたので、ほっとしている。
会社の終わり方を知る
後継者不足などの事業承継は依然として、うまくいっていると言い難い。子孫への継承、自主廃業、M&A、清算など、様々な方法がある。会社の設立は、昔のように一定の資本金がいることもなく、1円という資本金の会社も設立できるわけで、容易に法人は誕生できる。しかし、会社をたたむのは、手段もあるが、なかなか難しい。その方法と手続きの仕方は知っておかなければいけない。経営者はあらゆる方面で一定の知識を備えておく必要がある。専門的なことは専門家に任せればいいが、それでもある一定は必要だ。その一定がないと、やはり意思決定における後手を踏むことになるだろう。これから会社をたたむ人は増えていくだろう。みんなそれぞれどんな選択をするのだろうか。
健康増進と予防を税制支援
施行から6日目。セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)が、平成29年度の申告より適用される。健康の推進や病気の予防に税制が支援するというもの。ドラックストアなどにパッケ-ジに税額控除商品と書いて有ったり、レシ-トで対象商品に記載される。この税制は普及するのではないかと期待される。とりあえず、措置法による5年であるが、使える武器は使ったらどう?というのが持論。意外に盲点というか知られていない気がしている。注意深くみていきたい税法である。
地域の事例から学ぶ
長い休みの時は、同じ人の著書を何冊も読む。今回は金丸弘美さん。ちなみに男性。6次産業や地方創生など地域活性化の支援をされているようだ。地域の事例を取り上げながら、十分に自身も活用できそうなこと、あるいは導入してみようと思うもの、そして応用できるものと、勉強をさせてもらった。6次産業にはやや否定的な立ち位置でみている。農商工連携に力をいれるべきだと思っている。今年は農家の支援を頼まれているところがあるので、半分、プレイヤ-で取り組んでみようと思う。
| KADOKAWA/角川書店 発売日 : 2015-12-10 |
あけましておめでとうございます
旧年中はいろいろとお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。今年の一字は「爆」。爆心、爆発と、今年は燃えたい。何かに夢中になるように、燃えたいんです。この近年、僕にとって、刺激が非常に薄い。家族にも恵まれ、それなりに生きているが、それじゃあ何か面白みに欠ける。すべてにわたって、燃えたいのだ。毎年、「今年こそ」と新年は思うのだが、「今年も不発だった」という感じで終わってしまう。周りがほんとよく見える。何で自分はっていうように、意気消沈することもしばしばである。だからこそ何かに燃える一年、爆走で進みたいと思っています。今年もにぎやかに始まりました。皆様のご多幸をお祈りをしております。
平成29年 元旦 岸保 宏
先生が馬鹿だから学校行くのやめた
9歳で学校を行くのをやめる生き方を選択した中島芭旺君。学校という場所はいい子を作る、先生の都合のいい流れを作る箱である。芭旺君の生き方は賛成だ。事実を自分で確かめる。いろいろ自身で悩み、自分で答えを出す。これは問題意識を持ち、仮説をたて、検証する。問題を解決できる頭を持つということになるだろう。僕の子供が学校行くのやめると言えば、よく言ったというと思う。応援する。人と同じように生きなくてもいい。それでいいと思っている。芭旺君のこれからに期待をしている。フロントランナ-になるかもしれない。
労働者保護の流れ
長時間労働から過労死、自殺など社会的な問題になっている。連日、メディアも取り上げている問題であるが、どうも「労働者保護」ばかりで違う気がしている。確かに行き過ぎた労働は間違っているが、経営者の立場からすれば、どうだろうか?社会保険は半分負担する、年次有給休暇を取らせる、法定の健康診断・・・、1人の労働者は手厚い手当がある。給料、賞与、退職金。僕からすれば甘ったれている。経営者は保証も何もない。僕が教えれてきたのは、経営者は従業員より何倍も働かないといけないし、勉強しなければいけない。ワ-クライフバランスなんてことは考える余地はないわけだ。労働基準法は労働者を保護する法律であるが、経営者はとことん働きなさい(労働基準法の対象ではない)、言われたものだ。実態と法律のかい離が大きすぎる。そして職業の選択もあるのだから、あまりにも経営者を縛り付けることは喜ばしいことではない。休みたい、遊びたい。そういうこともあるが、やらないといけないときもある。あまりにも過度な労働者保護の流れはどうなのかと思う次第。頑張って限界と思うその一歩先に、クリエイティブな新しい世界があり、新たな価値が創造できるのではないかと思う。
ⅰDeCoの検討
法改正で2017年の1月からスタ-トとするⅰDeCo。確定拠出年金である。確定拠出年金自体は前からやっているが、公務員や専業主婦など加入者の範囲も広がり、貯蓄から投資へ。もらう年金をじぶん年金で作っていくという流れである。自分自身で金融に対する知識や素養を深め、自身で構築する。確定拠出年金はやるべき手段と考える。税の特典もあるが、将来的な老後を考えても、考えなければいけない時期だ。僕で考えると40歳。あと20年しかⅰDeCoは入れない。この積立は早い方がいい。確かにはじめてのことは怖いが、生活設計を考えるにあたって、確定拠出年金は考える時がくるだろう。