
待ったなし!増税へ
先日の老後2000万円の問題とリンクすると思うが、この問題が出たのは必然であったと思っている。この問題は真実。資本主義国家であるから、基本的にすべては自己責任。だから少子化も続き、これから移民をどんどん受け入れる。そして、この国がダメだと思う人は、海外へ移住ってシナリオ。今回のテーマと離れたが、この報告書、消費税増税のための露出と僕は思っている。老後2000万円→厳しい→消費増税→痛みをみんな伴って→老後の足しにといったことを、道筋をつけたように思う。貿易の問題など確かに取り巻く環境はあるにせよ、今、上げないと、先延ばしにしても何も変わらないというロジックで、増税。今回、消費増税はすべきではないと個人的には思うが、増税はする。今回は2%上げますよって話だけではなく、軽減税率という新しい考え方をいれた消費税の法律を変えていく。そう考えると、準備を含め、やめるには遅すぎる。そう確信を得たので、仕方ないので、軽減税率も勉強しようと思っている。衆参同時選挙はあると思っていたが、なさそうだ。日本という難破船の中に、自分がいるような気がする。お金をかけず、心の満足度を高めていくといった発想かつ、倹約もして生きる。息苦しい世の中になってしまったと思う次第。軽減税率は皆さん、勉強しましょう!

老後資金2000万円時代
最近はニュースで多く取り上げてられている老後資金。報告書は事実であろうし、その状況をわめていても、変わりようがない。現実は消費税の増税や社会保険料など国民負担は増え、手取りも減る。その中で老後資金は自己責任で何とかせよということになる。政治で何とかというのはほぼ期待できない。その中で現実的に副業で資金の余剰を作るということは出てくると思う。時間的に余裕のない中であっても、何とか自由時間を経してでもそれを履行しつつ、資金を作るということはできるだろう。いわゆる時間投資だ。投資も促している。nisaにしかり、idecoにしかり。それぞれの個人がどう考えていくのか。ほんと厳しい時代だ。消費はますます減る。外食もしなくなる、飲食業も衰退する・・・・、悪のスパイラルはあちこちに。そう言いながら、自分も他人ごとではない。2000万円はなかなかたまる金額ではない。子育て支援も十分でない(子育てをすればわかる)中、あれこれ知恵を絞り、時間を投資し、何かに取り組もうと思う次第、皆さんはどうお考えであろうか。
 | 著者 : 日本経済新聞出版社 発売日 : 2018-07-12 |

文字を残す
農業会計の論文があと少しというところまできている。もう少し補強をいうことで、論文を読んでいると、引用にあった書籍の中にある論文を読みたくて、とある書籍を購入した。購入すると、非売品と書いてあり、農業会計を研究していると、必ずや当た阿部亮耳先生の退官に際し、弟子の皆さんで編集した書籍であった。内容もさることながら、阿部亮耳先生の業績や人物像なども残されており、改めて知ることができた。もう亡くなられていると聞いたことがあるが、長い月日、農業会計に向き合っていたようである。そして、業績一覧もあり、これ読んでみたいと思うような論文も散見した。書籍を残すことで後世の研究者や読者にも目に触れることがあるかもしれない。そう思うと、僕の著書もどこかでこういう機会に恵まれるとうれしい。ただ書籍は思うように売れないものだ。現実も確かに厳しいが・・・。
 | ライフデザインブックス 発売日 : 2017-12-24 |

研究の手引き
学術研究をするときに、こうした手引きのような書籍があると振り返ることができる。もう少し研究手法に関して、論文もきっちり書くべきだと言われることが多い。一応は書いているのだが、どうもそれでは足りないようだ。この本は会計学の論文を書く上で、役立つことが多い。僕はヒアリングを多用する傾向があるので、研究手法の穴を埋めるように考えいくためには、そばにおいて辞書のようにつかっていたい。こうした基本書やテキストの類は、出版関係があるのだろうが、やはり高額すぎる。いつでもみんなが汎用し、使っていけるためには価格を下げてほしいものだ。会計学をやるようになって、長い時間になったが、会計学そのものを多く学んだとは言えない。こうした基本的な理論を通じて、論文を作成するといったことを、今一度、学んでみたいと思う次第だ。どの分野でもこうした書籍はあると思う。学術研究にはやはり必要なのだ。

謹呈書籍のご紹介
先日、中小企業BANTO資格のテキストを謹呈いただいた。中身をみると、①分析および評価、②会計及び財務、③税法、④経営法務、⑤ビジネスコミュニケーションの5分野から構成された認定試験の学習テキストのようである。試験は来年度から実施される模様で、名前にあるように、中小企業の番頭さんの「標準」の知識を確認するといったことであろうか。資格というものは、一つの評価ではあるが、絶対的とは言えない。学習を進めるうえで、成果を積み上げるといった点ではいいと思える。世の中にあるたくさんの資格試験。この資格もどう根付いていくだろうか。基礎的な学習という点では網羅しているように思える。
 | 著者 : 中央経済社 発売日 : 2019-04-13 |

早稲田大学へ
定期的に早稲田大学には参るようにしている。お世話になっている川邉先生にお会いし、近況報告をし、懇親を深めている。研究もできて教育も素晴らしいとあって僕もほんといいご指導をいただいていると思っている。研究分野が違うが、やはり心構えや考え方は共感できるし、僕もそうだなと思うことは多い。早稲田大学は僕の一番大好きであこがれの学校である。ほんといい学校だなと外から見ていても思う。昔見た大隈講堂(きれいに改装にはなったけど)は、若い僕の脳裏に焼き付いている。ここで学べれば、幸せだったと思うが、それはかなわなかった。しかし、あこがれはあこがれだからいいのかもしれない。そう思うようにできるだけしている。今回はキャンパスを歩く時間がなかった。歩いていると落ち着いてくる。まあ川邉先生がたまたま早稲田であるけれど、こうした教えを請うことができるのは幸せなことである。また成長して早稲田に参りたい。

知識のアップデート
実務に携わっていると、さすがに近年の動きや改正など、知識がついていかないなと思うことがしばしばある。相手は当たり前に知っているという前提あるいは自分自身で調べ上げたあげくの確認という流れを踏まえても、それ以上の努力必要となる。しかし、それ以上の「努力」をしても、追いつかない。努力が言われるかもしれないが、それほど多くのことが変わってきている気がする。一つ間違えると、大けがになることもあり、ほんと職業について考えることは多い。惰性で続けることも可能かもしれないが、責任を伴うことを考えると、限界は近いのかなと思う。ほんと仕事だけではなく、日常もいろいろとある。その中で24時間の中で多くの時間を占める仕事は考えてしまうのだ。

継続して学ぶ
ファイナンシャルプランナーの継続単位もあるが、きんざいの通信教育 のシリーズのテキストがわかりやすいこともあり、結構利用している。ちょっと前に学習したのが、仮想通貨。金融の業界も激変しており、できるだけ広く浅くにはなるが、基本線だけということを思っている。仮想通貨もだいぶ普及された感はある。最初のころに投資した人はだいぶ儲かったとかいろいろ聞いたが、最近は聞かなくなった。仮想通貨の法律や税金、特に僕の仕事で言えば税金の方はだいぶ目を配るようになった。配るというかこの事案に出くわすことが出てきた。時代の流れになんとかついていくことと、仮想通貨にしてもそうだが、先日取り上げたキャッシュレスの動きはどうしても気になるところ。少しずつだが、継続的に知識をインストールしておきたい。

キャッシュレスへ
そもそもキャッシュレスに社会が移行しているにもかかわらず、新紙幣を発行するということ自体がよくわからないが、時代は確実にキャッシュレスへ向かっている。特に消費税10%に控えた10月に向けて、ポイント還元の特典導入はさらにキャッシュレスを推進するであろう。そんなこともあり、この書籍を読んでみた。100億円還元実施したpaypayなどは知っていたが、他の種類も多くあった。即時決済や先払、後払などできるものとできないものや、活用法など初心者にわかりやすく書いてある。僕も役立ちそうなアプリはインストールしてみた。時代の流れからちょっと遅いが、僕もキャッシュレスを少しずつやっていこうと思う。確かに便利であるが、お金の重みが薄れるような気もする。時代は変わる。いいところも悪いところも受け入れていくべきであろう。キャッシュレスに関しては何等か書籍を読んだり、インターネットで調べるなりした方がいいと思う。

会計の本質
なかなかこの論は気に入っている。僕の関心がやはり財務会計と管理会計の統一、全一体的な会計として捉えるいうところにあるからだと思う。ここでは財務会計と管理会計はともに、計画・統制・決算の機能・過程をもち、両者が区分されている会計機能は全一体的なものであり、会計の基礎的な過程として考えることを主張している。この書籍に関する書評も読んだが、さておきやところでといった話題の転換をする接続言の多用や、変に難しく文章を書いているにもあって(本人の意識はないだろうが)、わかりにくいところは否めないが、それでもなお、この書籍に書かれているものは一読の価値はある。僕もこういうような視点で会計を考えているのもあり、共感も多くあった。立命館時代に会えればよかった。会計大学院の方では教鞭をとられていたが、社会人のコースであれば、受講したかったものだ。それを今頃、ようやくわかったのも、残念ではあるが、何かを残しておけば後世の人も知るきっかけになる。ぜひ、一読を勧める。