会計・税務

人に教えるということ

学生と先生との間

会計学というものを教えるようになって、改めて一から学んでいるのだが、奥が深いなと毎日のように感じる。利休道歌のあるように、稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一という言葉は、かみしめるように感じる。学生に教えていて、難しいという。はじめてのことにチャレンジするのはしんどい。しかし、大学で学ぶということは大人へのステップ。もう子供ではない。這いつくばって理解できるように努力することも必要ではないか。今回、選んだテキストも復習もしやすいと思っているが、学生にはそうでもないのかしれない。僕とのギャップは、大きいような気がする。何とか理解してほしいし、世界を広げたい。わかれば楽しくなる。そう思いながら、結構悩んでいる今日この頃。

 

処女地岡山で

今回から新幹線

毎週、月曜日に岡山へ非常勤。だいぶ身体も慣れてきた。今回から新幹線通勤になり、身体が楽かなと思ったが、新幹線のこだま移動だと駅の停車時間が長く、イライラ。本を読む時間が創出できたのは何よりありがたいが、なかなか慣れるには時間かかるかもしれない。のぞみはありがたい存在である。今回、新幹線の事故により急遽降りたのが新倉敷。どうも庭瀬に行くのはこっちの方が楽かもしれない。新倉敷に初めて降りたが、人の少なさにびっくり。ほんとに大丈夫なのかと不安いっぱいにもなった。それにしても、岡山にピストンで行って帰る、それだけのことだと寂しいので、少し岡山も楽しんでみようかなと思うところだ。早いもので4回目の講義も終わった。人に教えるというのも悩みがあるなと思う今日のこの頃。

会計学の行く末

3部作の3つ目

勝手に会計学の師匠的存在の友岡先生の新作を読みだした。友岡先生の会計学の書籍、論文はとても面白い。会計とは何かという追求した姿勢は尊敬できる。そして、読み手にも考えさせられるし、こうかな、ああかなと思うことも多く、とても勉強になる。会計学の考え方、会計学の地平と続き、会計学の行く末を読み始めたところだ。また新しい知見を得れるのではないかと期待して読みたいと思う。

 

株式会社の作り方

周辺知識も学びつつ・・・

中国学園の授業もはじまり、いろいろ模索している。たった15回の講義で限られているようだが、やはり長い時間と言える。なので、やっぱりよくわかり、ためになる。ある程度の情報量は与え、思考する。そんなことを考えつつ、授業構成を考えている。今回のチャレンジは、PPTの排除。板書をすることで、「書く」行為を通じて学ぶ。手を動かし、思考する。そんなスタンスでとらえているが、次回、しゃべろうと思うこととして、株式会社について。こんな周辺知識も織り交ぜようと思い、久しぶりに購入。毎年、アップデートされている本とは知らず。会計学入門と銘打っているが、学生のためにいい授業をと思う次第。思考錯誤は続く。

 

今日からスタート

今日から非常勤講師

今日から会計学入門という講座にて、15回。受け持つことになった。人生いろいろ紆余曲折あるが、教育分野でも活躍できることは非常に喜びである。今回、僕のチャレンジは、PPTの排除である。黒板に筆記して、能動的な頭の働かせて、ともに進める。そう考える。気張っているわけではないが、これまでいろんな人に学ばせていただいたが、やはり「書く」行為というのは大切な営みではないか。PPTでわかったようにさせる「魔法」は、聴講者にプラスなのだろうかという問いかけである。コロナ禍であるので、対面からオンラインに代わることも予想されることから、難しいかじ取りの中でスタートすることになる。さて、今日からスタートである。

 

非常勤先へ

大学の授業を任されるということ

中国学園大学さんより非常勤講師をお願いされ、後期より会計学入門のコマを持つことになり、先日、学校にお邪魔した。今回は途中でオンラインに切り替わるかもしれないとか、学生のレベルがわからないなど、手探りが続くだろうと予想する。はじめてというのもあるので、僕もいろんな思いが交錯しているが、精いっぱい頑張りたいと思う。それにしても、少しずつ自分の人生が変わり始めているのかなと思う。45歳になっても流浪の人生である。

 

テキトー税理士

活かすも殺すも

この業界にいると、すべてがすべて顧客満足につながっているかといえば、そうではない。僕のスタンスは、やはりここまではできるが、ここからはできないという明示。過剰なサービスは自分を結局は滅ぼすような気がする。だいたい過剰になったところは、期待するので、うまくいかなくなるというのが実感である。この書籍を読んで、そうだなと思うこともあったのが、税理士法33条の重要性や、どの会社もそうだが、従業員が続かないところは衰退するなと。新入社員にお客を引っ張ってくる力はなかなかないし、地に足がつかない。あれこれ思いながら読んだ。この本で言う「テキトー税理士」は結構いるのはないかと思うが、皆さんの顧問はどうだろう?いろいろ勉強になった一冊。

 

著者 : 山下明宏
幻冬舎メディアコンサルティング
発売日 :

 

 

 

クラウド会計の進化

時代か老害か

時代はクラウド会計に。たぶん間違いないと思うが、出てきた当初に「これだ!」と思ったが、使い勝手も悪さもあって敬遠した。改めて「クラウド会計」と向き合うと、若い人にはいいのかもしれない。スマホで領収書の処理が容易にできる(これは便利だと思う)、見積・請求・領収⇒会計への連動など、一通り見たが、僕にはやはりやりにくいが、たぶん使いこなせる若者にはやりやすいんだろう。なぜやりやすいのかというと、堅苦しい「会計」という技法をあまり感じさせず(やはり会計なので、当然に全くないわけではないが)、会計処理ができる利点はあると思える。すべてに賛同まではいかないが、時代の流れを感じるシステムである。柔軟に導入ができない中年、つまり僕であるが、老害かもしれない。まだまだわからないことだらけだが、間口を広げる必要もあるのかなと思う。

会計学のエッセンス

板書で勝負

会計をどう教えるのかという命題に対して、何の教材で教えてますかと聞いたところ、この教科書をご紹介された。購入して読んでみると、板書に使えそうだ。会計初学者には、この教科書は高度かもしれない。平易に書かれているほうだと思うが、それでももう少しと思ってしまう。確かにまとまっているし、いい教科書だ。教科書というのはほんと難しいなと思う。かいつまんでいいところ取りになるのかもしれない。会計の教科書、もう少しいろいろ当たろうと思う。

 

がんぼチャンネル再考

早いもので半年

毎週木曜日に、夜の0時にYOUTUBE「がんぼチャンネル」を配信している。ビジネス業界とテーマ(会計や労務、法律など)をゲストをお呼びして取り上げている。チャンネル数や再生回数は伸び悩んでいるが、できるだけ継続をしていきたいと思う。即効性のある成果は得られないだろうが、継続をすることで何か変わることもあると考えている。このホームページでもそう、何かの手がかりがあれば、その手掛かりによって世界が広がる。そういう視座でとらえていきたい。内容的に振り返ると、それぞれの業界やゲスト、それなりに面白いものになっていると思う。昨日、言われたが、誰をターゲットにしたチャンネルかが見えにくいといわれたのは、的を得ているだろう。また新たな半年のスタート、今日の0時にUP済なので、過去のを含めてご視聴いただければ甚大である。