学術研究

書くことでしかない

燃える闘魂

今、論文をいろいろ書いている最中。この時間は何ともいい時間である。ただし、机に座るまでが時間を要し、やる気スイッチをいうか、論文モードにならないとスタートできない。が、今、そのモードには入っており、あれやこれやとガリ勉中である。ほんと研究者だといいなと思う時は、今の時だ。僕にもそういうサバティカルタイムが欲しい時もあるものだ。今回は面白い話になっていくのではと思っている。

今年のスタート

2023年度のスタートを切る

学術研究も再稼働する。さあスタートだということで、さっそく打ち合わせ。3月後半から仕込みをしているが、今度は僕がガンガン文字を起こし、論文にしていく。つらい作業だが、自分が望んだことでもある。何をするにせよ、いつも挑戦者でいないと面白くない。何を目指す、戦うというファイティングポーズがなくなると、僕自身も生きていて、何だろうと思う。それにしても、いい時間だったな・・・。博士取得後の学術研究もそろそろ動くよ。

学会の必要性について

群れる必要はない

とある研究会に誘われたが、丁重にお断り申し上げた。学問において、学会や研究会は昔は多少、必要かなとも思っていたが、たぶん必要ない。学問は孤独である。自分で論文を読み、格闘し、書いていく。論文は読めばわかるし、それ以上でもそれ以下でもない。だから顔を売るとかいうが、忖度よりも自分に力をつけた方がいい。そんな思いである。あと数年は入会している学会は所属するが、50歳にはほぼ辞めていくつもりである。紀要に書けばいい。今、オープンアクセスなんだから、査読だのはまったく関係ない。第一、自分の所属する大学に誇りを持てない紀要なら、もうそれはやめた方がいい。批判を受けても出していくことしかないのである。僕もあと数年は農業会計・税務分野では思っているが、学会や研究会は断っていきたいと思っている。

農業簿記再考

改めて簿記からスタート

先日、文献を新たに請求した際に、ああこうなんだと思うような農業簿記の文献に巡り合った。その人の書籍も出ているようだから、日本の古本屋で探して購入した。自分ではある程度、わかっていると思うことも実はそうではなく、いつも勉強の途中なんだなと気づかされることがある。そう思うと、無知の怖さと常に向き合う羽目になるのか。まあいろいろ思うものだ。40代で、今の学術系は卒業したいと思っている。次の僕の展開をするにあたり、40代は最後のエネルギーを注いで、自分の再構築を図りたいと思っている。希望でしかない50代を迎えるように、今が大切!頑張っていこう。

古い記憶をたどり・・・

昔の書籍より

社会人になって大学院でも行こうと思う時に購入していた本であるが、約20年前の発刊である。英語を勉強をする必要が生じ、本棚から引っ張り出した。テクニカルタームがやはりわからないことや、文法や構文など忘れているなど英語力の破綻は著しい。そして分野でもわかる分野ならなんとなくはあっても、分野が異なるとさっぱりである。そう思うと、かなり厳しいなと思うことしばしば。語学は継続だというのはよくわかることだが、日常にかまけてというところもある。なんか忙しくなって、あれもこれもできないのに、やることは増える一方。そんな日常でもある。

 

論文によって正当に評価される

論文以外に得るものはない

読めばわかるとある学者に言われたことがあるが、僕もそう思う。学会に行こうが、そう得るものはない。なので、そんな時間があるならば、文献を多く読んだ方が効率も良い。久しぶりに星野先生の文献を読んだ。学生時代はあまり合った方の先生ではなかったが、自分の成長もあるのか、素直に読めた。文章的には特徴的な文体であるが、会計学をしっかり向き合う姿勢が見て取れる。簿記の軽視という考えだったところは今でも会計観が合わないが、財務会計のルールや理論と向き合う点は参考になることが多い。残念ながら、数年前に亡くなられて、もう議論することもない。ただ残された論文から学ぶことも多いというのは、学術的に功績があるともいえる。

 

学会嫌いの人の学会報告

久しぶりの学会報告

思えばコロナ前に学会に行ったきり、学会には参加していない。そもそも学会が好きではないので、そうは行こうとは思わない。が、今回、ちょっとやってみようかなと上京してみた。明治大学は初参上。いいところにあるね、場所も移動がしやすいいい場所。今回、論点がぼけているような気がして、報告も今一歩な気はしたが、まあこれはこれで。博士号を取得してからは非常に学術研究が楽になった。型をくずして、新しいものを作り出すチャレンジもしやすい。そんなこんなで学会。今後はいつ参上しようか、また考えましょう。

農大の思い

2017年の秋

農大にお世話になり、博士号をいただいたわけだが、思い起こせば、2017年秋にはじめて農大に行った。ちょうど収穫祭(学園祭)の準備時期で変わった大学だなと思ったものだ。当時は東農大と言っていたが、邪道らしく「農大」というのがいいらしい。1年間で博士を思ったが、結局2020年の春までかかってしまった。世の中、そんなに甘くない。農大は通ってみたい、学籍を持って過ごしたいような学校だった。農業に興味がなかった若いころの僕は検討さえしていなかっただろうけど・・・。

待望の新刊

会計とは何か

会計学の分野で崇拝している友岡先生の新刊。のそりのそりと読ませていただいている。会計をできるだけ平易な言葉でかみ砕きつつ、本質に迫っている。螺旋状に会計学を1周、2周、3周とまわりながら、会計とは何かというところの到達点を見出そうとしている。この問題は僕も正直よくわからない。終わりは始まりだからだ。いつもああでもない、こうでもないと考えるが、最後は友岡先生の著書に頼る。それだけ僕には影響力を及ぼしている存在である。

 

校正の作業はつらい

目が文字を避ける

コロナ後遺症のせいもあろうが、とかく疲れやすい。文字を読んだり、仕事もつらい。文字に関しては老眼は進んできているのもある気がするが、それにしてもつらい。校正の作業は嫌いなものであるのもあるが、とかく後回しにしたいなと思ってしまう。さて3月末に出した論文。中国学園大学にもお世話になっているのだから、一つは足跡を残そうと思い、寄稿した。こじんまりした大学であり、肩ひじを張ることなく、楽しく教鞭をとらしてもらっている。今年も後期からお世話になるが、まあたまには論文を起こしていくことも必要なことだ。それにしても、コロナ後の体の違和感が抜けない。体のなまりであると信じたいが・・・・。