時計の針を戻す

あの頃に戻る

神保町で本を買って、喫茶へ行く。そして1杯の珈琲とともに時間を過ごす。こんな贅沢な時間を20代に享受していたが、久しぶりに寄りたくなってよった「さぼうる」。はまる人も多いのではないかと思う。あの頃と変わらず、レトロな喫茶店であるが、1時間ばかりだが文庫本を読んで過ごした。孤独な時間でもあったが、やはり贅沢で素敵な時間を若い頃に過ごさせてもらったんだと思う、ありがたいよね。珈琲がやはり美味い!もう二度と帰れない若い頃の記憶とともに、やわらかい時間が過ぎた。

カープじゃろ!

弱い!

久し振りに神宮球場へ。在京時にはよく通った神宮の森。やはり昔の僕に戻るよね。あの頃も弱かったけど、楽しかった。ビジターなのに多くのカープファンに囲まれて、ひと時の「リトルヒロシマ」。楽しい時間だったな。今回はヤクルトの村上選手のバックスクリーン3連発のホームランをみて、絶望。うちの4番は・・・・。まあ相変わらず弱いが、それでもカープじゃろ。もう少し意地をみせんかい!カープはやっぱり東京で見るのが最高である。飲食はずいぶん高くなったなと思いながら、プロ野球が庶民の娯楽ではなくなってきているのを感じる。その点は寂しいけどね・・・。

別れのパンダ

大パニックになる前に

日本からパンダはまもなくいなくなる。先日、和歌山からも返還され、来年2月で上野動物園からもいなくなる。この機会にパンダに会いに行こうと急遽、予定変更。パンダを見にいったとさ。幸いこの日はお客さんが少なかったのか、待ち時間10分。万博で慣れた待ち時間からすればかすり傷。すんなり見ることができた。パンダは外見はかわいいかもしれないが、やはり熊であって、手をみるとごつい。さすがに近くで見ると怖いなと思うところである。たぶんパンダは日本では見られなくなる。直前になると大パニックとなるだろうから早めに見たい人は動物園に行ったらどうだろう?

再会

いい出会い、いい酒

夏の前に書道家の小熊廣美先生よりお手紙が届く。個展の案内をいただいたが、そのときは申し訳ないが参加できなかった。じゃあ夏に上京しますよ、たまには飲みましょうと言う運びでいつも銀座で。江戸の独特の語り口が心地よい、まあ楽しい時間でしたよ。あれこれしゃべりながら、たくさん雑談しましたね。芸術系の先生とも何人かお付き合いはありますが、こうして飲み食いをする先生は小熊先生くらいかな。また楽しく飲みましょうね、楽しい時間でした。

 

著者 : 小熊廣美
日貿出版社
発売日 : 2025-07-10

広島の活性化

真面目に考えてみた

広島の活性化を考えてみた。20年後、戦後100周年のときに広島平和万博を開催する。市街地で適当な場所と言えば、海田の駐屯地くらい。ここに今の大阪万博の大屋根リングを重ねてみた。とするとある程度、このサイズ感はいける。海田の駐屯地は東広島へという話もかつてあった。これは防災等の観点から海抜の高い東広島へというお話で、駐屯地は写す。万博を機に鉄道を引っ張る。車は大阪万博のように呉などP&R駐車場はできるし、船での会場入りもできる。万博後、この跡地は広島新空港にならないか。市街地にある方が街の移動の行き来のメリットが高い。これくらい街を動かさないと広島の人口流失はさらに加速をするのではないか、意外にいい発想ではないかと個人的には思うのだが・・・・。

こうしかできない

受け入れる

よく思うことで、こうしてほしいと思い、物事を進めると、当たり前にできるだろうと思っていることができない、ままならないというのもよく遭遇する。この人はこうしかできないんだなと受け止めないと思うが、やはりイライラ感が募るのである。たとえば連絡ひとつきちんと出来ない、納期を守れない、それ以上に履行しないということさえある。それも「受け入れる」、受容するしかないんだろうなと思うが、それもどう向き合い、付き合うのかを考えてしまうこともしばしば。人間関係の難しさであるが、すべて同じ能力の人ばかりではないのでとも思いながら、そういうことがたびたびあるので、どうしても考えてしまう今日この頃。

引き込まれる魅力

みんな笑え!

映画監督の沖正文氏の前の作品である「みんな笑え」を視聴した。僕が落語をやり始めたこともあり、落語の映画があるよって薦めてくださった。一言で「引き込まれた、面白かった」。それぞれのキャストの人間模様の交錯と生き様が見事に描かれており、考えさせられるものであった。夢を追うことは反作用として、苦しみやつらさもある。それは高くジャンプアップして生きようとすると、アゲインストの風は吹くからである。しかし、飛行機もアゲインストの風があって、高く飛ぶのであって、これは困難とは違うのである。そんなこんなで人の出会いから新しいものをみた。素晴らしかった。是非、視聴していただきたい。

自分の記憶

ボケ始めたのか・・・

どうも自分のすることに自信がなくなってきた。これ忘れているというのが多くなってきており、少しやばいかもと思う。車のカギをなくしたり、買っておいたと思うお菓子をもう食べたと言われたり(自分で食べたそうだ)、どうも初老の認知症かも思うもの。脳のオーバーワークというのもあるかもしれないが、50歳手前、やはりいろいろ出てくるのだろうか。身体は元気である。この前の万博で測定した25年後の自分を図った際も、今は43歳で計測された。6歳若いのである。ただ気を付けないといけないのだろうと思うもので、記憶が定かでないと思うことが出てきているのが気になる。

米の論点

日本農業新聞から

日本農業新聞に論点というコーナーがあり、本日は「米不足騒動のなぜ」というテーマで藻谷浩介さんが記事を出していた。今年の新米も価格高騰。構造的な問題として70代後半の農民が離農は進み、続々と廃業し、コメを作る側から買う側へシフトしている。そして「適正な価格」が先決であり、低すぎる米価が真の要因としたことを書かれているが、その点には異論はない。しかし、米価を適正に上げ、耕作放棄地の再農地化と新規就農の促進を掲げるが、その方策である。解決策として、教員の農林漁業の一定期間の教育実習の導入、あるいは自衛官、警察官、公務員とか、徴兵制ならず徴農制といったことを導入するなど、抜本的に変えないとたぶん作り手はいなくなる。解決策といっても、ここでは極端に言っているだけでこれは極めて実現が厳しい。警察官や自衛官なら可能性はあるかもしれないが、農林漁業への実習を取り入れると、その職業のなり手も損なう可能性もあるし・・・。そうなると食える、生活できる農業を作り出さないと、職業としての「業」にならないだろう。いつもどうすれば解決に導けるだろうかと考えるが、ひとまずは自分にその解決策が見当たらない。

楽しい酒

過去・現在・未来

今度、上映予定の「やがて海になる」の映画監督、沖正文氏と一杯。年齢も1個上で程よく近い。ひょんなことからお付き合いができて、とんとん拍子で一杯。いい酒でしたね。いろんな話をさせていただいて、やはり苦労して映画を作ってきたんだなと感じることもしばしば。そもそも業種も違うし、そう会うことがない仕事の人なので、新鮮で新鮮で。9月の映画が楽しみで楽しみで。どのような話なので、期待をして待つことにしましょう。いい夜でしたよ。