2019年 の投稿一覧

コンサルタントの選択

迷える子羊

人を多く知っている経営者にありがちな点。多くの情報を得てしまうが故に、前に進めない、判断できないということないでしょうか?経営相談やアドバイスを受けるにしても、一つの事象であっても、百人いれば百通りあるのアドバイスがあるとすれば、やはり迷うもの。経営者は孤独、聞いてもらいたい、それはそうかもしれないが、コンサルタント(外部専門家)を絞り、その人のことを聞くことだ。聞くと言っても、最後は経営者が判断すればいいのだが、あれもこれもというのがよくない。いい匂いがすればいい匂いの方へ。殊更、蟻地獄に入ってしまう。僕は、その会社にそういう役割の人がいれば、ほぼ何も言わないことにしている。迷うから。経営課題で分野が異なる場合は、その領域を超えないように考えるが、まあやはり多様な情報は時に害になる。コンサルタントも仕事にしようとするから、あの手この手、プレゼンをするだろうが、経営者の見極めも大切。選択は難しいものだ。問題の解決はなかなか至難の業だが、そこを乗り越えていくのも経営者の試練だ。経営とは何か、こういった根本の問いにはしばし考えることは多々あるのではないだろうか。

夏の再来

暑さもほどほどに

休みといっても僕は動いていたほうが疲れない。日常もさることながら、論文のやり取りにだいぶ疲れてきており、どこか観光をしているような気分で、一日を過ごしたい。心のリセットというか、とにかくそんな感じ。日常もさることながらといったが、日常もあれこれと悩むことも多くで・・・。さて、そんな最中、宮島へ。なんだかんだといって、1年に1度、行っているような気がする。今は残念ながら大鳥居の工事中で、見ることができない。何度も見てもいいものだが、それも叶わずだ。観光地にいると、日常から離れる気持ちが出て、とてもいいもんだ。いろいろ散策したが、クレジットカードや電子マネーが整備されていないところもちらほら。宮島水族館が使えないのは、非常に驚いた。インバウンドとかキャッシュレスの時代に、「えっ!」って感じで、そこだけではなく、僕の今回行ったところはすべて現金。軽減税率導入になったら、整備されるのかな?この点、改善をすべきですね。それにしても暑い日だった。秋らしい気候になりつつあったが、この週末は夏に逆戻り。近くに観光名所があるのはありがたい。また来年に訪れたい。

人生のファイティングポーズ

戦う姿勢

人生もこれで満足とか、ここまででいいとかと腹のくくりがないと、やはりいいことにならないのかな。この頃は案件、案件の「仕掛り」ばかりが増えて、なかなかやることが片付かない。片付かないうえ、やることは増えている気がする。戦う姿勢ーファイティングポーズーをとれないと、人もついてこないだろうし、自分自身ものってこない。あきらめてはいけない。最後までやり抜く。エンジンが湿りがちになっているが、やはりアクセル踏んで、前へ進まなければと思う。人の姿を見ながら、自分を見る。最近、殊更そのことを考えることが多い。人生を楽しく面白みを持つためには、人生に喝を!仕事もプライベートも・・・。

私の働き方改革

理想を求めると・・・

最近、よくどういう風に仕事をしたい?と聞かれることがあるが、僕はこう言っている。3分の1ずつ仕事を構成したいと言う。Aの仕事、Bの仕事、Cの仕事というように。そしてできるなら、Aの仕事は札幌、Bの仕事は広島、Cの仕事は東京のように、場所も変わるとスイッチが変わって言うことない。これまで一つの仕事に従事することがよしとされていたが、それは果たして現代的にフィットするのか、疑問に思う。副業やフリーエージェント、働き方、生き方の多様性を求められている今、一見、ドリフトしているようで、相互補完的に価値が想像されるのかさえ、思う。僕も常々、言っているが、3本の柱で仕事を構成したいと言っている。この数年でそうしたい。ひとまず今の本業がAの仕事にはなるだろう。骨太なB,Cの仕事。まだ既存のものでは柱には弱いかなと。これから強くもしたいとも思うが・・・・。

 

人間の記憶

記憶とは何か

人間の記憶の研究。認知的情報過程がどのようにあるのかということで、古い書籍になるが、読んでみた。なぜ、読んだかというと、記憶を通じて、どのように会計を見るのかということに対して、何か手掛かりがないかと思った次第だ。書籍は3部構成。1)日常記憶、2)作業記憶、3)再認と再生のおける付合化と検索、ということで、僕にとって、1部、2部を重要視して読んでみた。会計学に心理学を取り入れて研究したものもあるが、もう少しこの類の書籍を当たろうと思う。しっくり図式化できる、ポンチが必要だ。記録と記憶。興味深いテーマである。

 

 

夏の長期休みー最終日の巻ー

松江に

今年の夏休みはいろんなことがあって、ゆっくりしたとは言い難い。最終日なんで、ちょっと遠出をしようということで、松江に訪れた。3,4年前を最後にご無沙汰している土地であった。たまには城に登るかと、これも松江城、久しぶりに登ってみた。松江城は確かに行ったことがあるが、記憶にあまりない。歩いていると、何となく思い出してくるかと思ったが、これもなかった。しかし、松江城は現存の天守であり、なかなかのものである。広島を起点にすると、日帰りでも結構なところに行けるものだ。まあどこを起点にしてもそうだが、こうやって違う土地に来ると、気分も変わる。そして観光客として、違う目で街を見れる。十分に楽しめた。子供と一緒に行けたことも、非常に良かった。この日は鉄砲隊の実演という、1か月に一度の機会にも恵まれた。お堀の周りの船も乗ってみた。街並みをもう少し味わいたかったが、時間切れ。温泉に入って帰路に着いた。また数年後に訪れたい。

 

過去の写真より

フェイスブックをやるたった一つの事由

前回、書いたように何かせわしい。せわしい中、懐かしい写真が出てきた。フェイスブックの過去の思い出というやつだ。長男である。もう今年で8歳になる。第一子であり、子育ても素人。手探りの真っ最中、たぶん1歳にまだなっていなんじゃないか。長男だけであったが、よくこの策をかじっていた。他の子はかじらなかったが、何を主張しているのか、当分前の話なので覚えていないが、とても懐かしい写真で、息子らしい顔だ。息子にも見せてみたが、笑っていた。写真は一枚で物語れる素晴らしさがある。ところで、この写真はFBであるが、僕のFBの継続事由はこの過去の思い出の機能がとても好きで、これだけが動機となっている。だれそれが何をしたとか、うまいもの食っているとか、全く関心がない。その時を振り返り、思うことがあるもので、それがあるといい時もある。同窓会とか、ああいった類は以前も書いたが、興味がないが、こうしたものはほっこりする。僕にとって宝物である。そんなに遠くないと思う時間だが、もうだいぶ経過した。あっという間に時が過ぎる。そう思うと、今の時間を大切にしなければといつも思うのだが・・・・。

忙しいというよりせわしい

暑いだけでいらいら

雑多、いろんなことがあって、落ち着かない、いらいらした毎日である。最近、忙しい?と聞かれたら、タイトルの通り、忙しいというよりせわしいと答えている。まず自分のことも抱えているものが多いのに、他のことで動かなければいけないことが山積で、それに追われていることもある。だから充実もしていない。解放されたいという気持ちもありながら、これ以上、やることは増やしたくない。まあ弱ったものだ。一応、お盆休みを迎える。ちょっとクールダウンしたい。ブログも休憩していたので、少しずつ空間を埋めていきたいと思う。暑いので、まあぼちぼちとやります。

論文はいつが終わりなのか

何が何だかわからなくなってきた

あれやこれや論文を手直しをしている。僕も話ではだいたいよさそうだと思い、次の展開をスタートさせており、ほんと困った状況に陥っている。今回、大幅に変更、加筆とし、やりなおしてみた。正直、論文は完ぺきなものは存在せず、100人いれば100通りの答えがある。つまり、あまり構成員を増やせば増やすほど、いろんな意見が混在し、よくないと思っている。研究はやはり孤独であり、自分と指導教官の2人だけでやるべきだろうと思っている。まず困った点は、それぞれ専門領域が異なるので、自分の得意技に持ち込もうとすることだ。僕自身も意図しないことを入れる意味がわからないなど、不審が募る。これはこれで別の分野ならいいんだろうが、これはいらないだろうってのもある。まあ言っても仕方ないが・・・。そろそろエンドにしたいものだ。何が自説で何が他説なのかもわからなくなるときがある。かなりの文献をあたっているが、さらにそれに追加するとなると、自分自身にも迷いがでるものだ。解放されたい一心である、ほんと疲れ果ててしまっている。論文はやはり難しい。

一つの物事の見方

テクストは死んだ

参議院選挙も終わり、少し静かになった。この場面から思ったことから。自民党とれいわ新選組が述べる今の日本が全く違う。同じ日本に住んでいて、別のところにいるような感覚になるほど、違うなと感じた。事実は一つであるが、解釈はさまざま多様であると言いたいのだが、選挙を通じて、今回、そのことを強く思った。どっちが正しい間違いの議論ではなく、こうも違ってくると、何が真実で、何が事実なのかさえ疑ってしまう。しかし、たまたま選挙を例にしたが、世の中、こうしたことはたくさんある。日常の生活の中でも多くないだろうか。本質的なところは冷静に物事を見て判断することに帰結する。そして語り手によって、主語によって、その対象となるモノ・コトは、それによって解釈という色を付けて、発信される。今回、僕自身もいろいろ考えさせられた。客観的な視点で判断をしていくこと。改めて感じる。今回の選挙の例からも、自民党とれいわ新選組の内容を比較すると面白い。