発想の転換
世界一即戦力な男。これまでの逆の発想で、就職活動の内定を得た青年の物語。中身をみると、骨折したとか、いわばどうでもいいキャリアも書いてあるが、むしろこれが功を奏したところはある。また何故このようなサイトを作り、公開したのかというスト-リ-に、人事やその経営者も興味を示したようだ。新規事業に取り組む際に、やはり新しい視点、着眼点が必要であり、地平を切り開く開拓者を求めてくる。現在は、内定した会社を辞め、ヤフ-に転職したようだが、彼の発想は面白かったように思う。みんなマニュアル人間だから、こうしたアクションは目立つわけだ。一読をお勧めする。
日本語学習の変遷
在京のときに、文学を御教授いただいていた小森先生の書籍。当時、留学もしたいと思っていたが、お金もないということで発想を転換して、「外国人に日本語を教えればいい」と考え、日本語教師のライセンスもとった。外国で日本語を教えれば、職業+海外移住というダブルのプラスになると考えたわけだ。その中で、当時、日本語ブームがあったのかつ、師の書籍ということを読んだ本である。先生の幼少の言語環境もあるが、言語学習の過程というか、学ぶことがある。全部が悪いわけではなく、違う視点の獲得という点ではいい体験だったのかもしれない。それは本人の捉え方だろうけど。漱石研究で有名な「こころ論争」にも触れている。読みやすく面白い一冊。
職業を知ること
職業について、早く知識を得ることは必要だと考えている。大人になってわかるが、職業の選択で随分幸せ度合いは違うように思う。過酷な労働時間で薄給の人もいれば、お金はあるけど、時間が全くない人もいる。好きなことで生計を立てられれば幸せかもしれないが、多くの人はそうした仕事ではないのが、現実ではなかろうか?そんな意味で、子供の幼少期から学べる仕組みを作ったらどうかと考え始めている。少し社会課題として取り組んでみようと考えている。この歳になって、どの職業がいいかわからない。答えは最後まで分かりそうにない。それでも時間は過ぎていく。
世話好き?
2歳になる長女はとにかく僕のことが好きなようだ。これはうれしいことだが、何かとかまわれる。クールビズ、ボタンを閉めようとする。写真のように、食べさせてくれる。眼鏡をはずすとはめろと持ってくるなどなど・・・。世話好きなのか、女の子の特性なのかよくわからない。息子の小さい衣そうだったよと妻に言われたが、とんと記憶がない。最初の子だったからなのか?過去だからか?子育ては走馬灯のように時間が過ぎる気がする、ああこんなこともできるようになったとか、ふと思うことがある。子育ては楽しみながらやりたいもの。0歳の娘の同じことをしてくるようになるのか、今は長女は僕がブームなのかもしれない。
分業の意味
6次産業化は、生産、加工、販売を一体的な取り組みを行うことを目的としているが、その取り組みは否定はしないが、本当にこれでいいのだろうかと懐疑的に思っている。つまり、生産者側から言うと、少々の規格外でも食べるという観点から気にならない者のの、売る立場からすると、これでは商品にならないということになる。形状や規格の面が整わなければいけないわけである。プロという専門性を分業すれば、その立場で厳格な基準をもとに仕事をしていく。妥協がそこにないわけだ。じゃあ規格外といわれるものやその規格にあわないものはどうするのか、これは別の市場があるわけで、その生産物を売るプロは売るプロとして仕事をする。作るプロは作るプロで絶品の生産物を作ることに従事したほうがよりよいのではなかろうか?どの世界でもそうだが、あれもこれも取り込み過ぎた感がある。分業という視点で改めて、考えてみたらどうだろうかと、最近思うことである。
広島中央通りより撮影
カ-プ優勝!
見たこととのない盛り上がり、広島の街はすごかった。たまらず23時半に繁華街に到着。どこへいってもカープ優勝の歓喜の輪。広島には力がある。25年のマグマの吹き溜まりというか、とにかくすごかった。世の中を変える力とさえも思えた。ビールかけもしていた、酒を飲んでいた。歌を歌っていた。カープ初優勝の時はどうだったんだろう、これに近かったんじゃないかな。とにかくおめでとう!生きている間に見られないと思っていた。広島に生まれて広島で育った人間の最大の喜びである。
農業経営の導入編
投稿予定の論文に有益と思い、購入した書籍。前々からこの書籍は知っていたが、今回、財務管理という視点がどうしても必要なときに、他の方が引用文献の使用されていることから、改めて知った経緯である。農業経営の入門的に整理されており、たぶん教科書で使用されている学校もあるような本であった。農業の財務管理はなかなか見当たらず、先行的なものを手掛かりにする際にどうしても必要である。今回、再発見できた視点もあり、学術的導入では非常に読みやすくわかりやすいと思える。理論と実践を融合させていくのは、農業経営のみならず、必要な事柄だ。理論を軽視してはいけない。
you tubeも始めてみようとかつての動画をUPしてみます。アスパラ農家へ訪問して、撮影した際の動画です。
今年で14回目
毎年、社会人大学院の有志とともに旅行へ行く。今年は仙台。ファイナンスの講義のときに、温泉に行こうということで、別府を皮切りに始まった。だから別研(他の意味もあるが、別府の始まりは『別』を入れる意味が強かった)。今年は別研メンバ-が死去したこともあり、みんなで献杯した。毎年、旅行に行って、1泊2日会話して、酒飲んで、風呂入ってやってるわけだから、濃い関係である。それだけにメンバ-の死去は我々にとっても、衝撃だった。さていつも写真撮らないから撮ろうと今回、とってみた。仙台城跡地である。大学院を修了して、10年。最初の頃は年に2度言っていたが、1回になったが、長く続いている。ほんと楽しみな行事である。生きている間に47都道府県廻ろうと意欲的である。1年1年の振り返りと共に、歳を重ねていく。素晴らしい仲間に恵まれている。来年は香川だ。
ひとまず完成
5月に簿記学会で報告した論文が完成。校正等はあるが、一応書けた。なかなか進まなかったが、今回の論文作成において、2000年前後の書籍・論文を見つけ、これが有益な情報を得ることができたし、活用できた。どうも世紀末という時期もあるのかもしれないが、農業会計においても農業経営においても、多くの研究者が編纂したものを見つけた。会計は既知であったが、農業経営管理面でも研究がされており、先行研究面で苦慮していたため、ほんとこの発見は大きかった。今回の内容は、実際の農業法人の原価管理表を例にして、考察を深めている。まあ提出時期までまだ時間あるので、何度も推敲をしようと思っている。管理面を視点に、簿記を考察する、原価管理を考察するなど、少し気になるテーマになってきたのは事実である。