落合監督から学ぶ

どうやって人を掌握し、動かすか

もともと落合さんは好きな人であるが、改めて今回、僕も周りにあったゴタゴタから人模様をみたときに、「落合博満」が浮かんできた。選手としても監督しても実績抜群であるが、やはり組織論で考えると、「監督」時代の落合さんがどうだったのか、あの強い中日の8年間を組織づくりしてきたことを振り返るように、僕なりに反芻してみた。自主性を重んじるとともに、プロ意識を徹底すること、これは選手もコーチもある。中途半端な妥協はせず、向き合う、取り組む。やはり覚悟と決断に勝るものはないのかと思ったものだ。あと監督という立場にも執着していない分、逆に人を惹きつけるのかなとも思いつつ・・・。なかなかこういう人はいないだろうな。

 

著者 : 落合博満
ダイヤモンド社
発売日 : 2011-11-17