肥育農家の経営に打撃

国産牛の生産が厳しい

7月現在の和牛の仔牛は、全国平均で1頭79万円。繁殖農家の継承もうまくいかず、離農が続いている。肥育農家の立場からすれば、5年前のピーク時から5割以上上昇し、出荷頭数減少もあり、悪循環を招いている。売価の価格移転も外国から安価で良質な肉が入ってくれば、なかなかコスト転嫁も難しいところはある。会計屋のそろばん勘定での判断だけでは片付かない。質と価格のバランスは崩れ、畜産の持続可能な経営が一段と厳しくなっている。ほんと手当をしていかないとTPP他、厳しい外部環境から打破できないだろう。いずれにしても、不透明な未来に離農が続く気がしてならない。

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