税理士の生きる道

業界が長くなっても

基本、税務署とか税理士とかは好きではないので、できるだけ一緒しない。もう長くこの業界にいるが、僕には肌が合わない。これ生理的な問題だ。昨日はご縁合って、食事を一緒にしたが、人柄もよく話しやすかった。全否定して門戸を閉ざすだけは進歩もないし、僕個人、「できるだけ」という条件があるだけだ。話している中で興味深いことがあったが、「税理士の生き残る道は、相続税業務しかない」ということ。確かに増税となると、資産課税は強化することは目に見えている。相続税の申告はさすがに素人では難しいと思う。今後簡素になるかもしれないが、クラウド会計などこれまでの税理士業務も大きく変わる過渡期にある。故に、相続税に活路を見出すのは当然の事だろう。どこに自分のポジションを置くのかは、大切である。自分が商品であるから。その人は相続税に進むということだが、僕も資産税を専門にする方向は正しいベクトルだと思う。税理士業界も大変です。士業の安住の時代はもう終わった。

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