人に教えるということ

学生と先生との間

会計学というものを教えるようになって、改めて一から学んでいるのだが、奥が深いなと毎日のように感じる。利休道歌のあるように、稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一という言葉は、かみしめるように感じる。学生に教えていて、難しいという。はじめてのことにチャレンジするのはしんどい。しかし、大学で学ぶということは大人へのステップ。もう子供ではない。這いつくばって理解できるように努力することも必要ではないか。今回、選んだテキストも復習もしやすいと思っているが、学生にはそうでもないのかしれない。僕とのギャップは、大きいような気がする。何とか理解してほしいし、世界を広げたい。わかれば楽しくなる。そう思いながら、結構悩んでいる今日この頃。