今年最後は小テスト
今年は会計学の講義の進度が早い。1コマ早い感じである。ほんとエッセンスをまとめるという点に絞ったこともある。去年は会計史などの話も入れたり、少し教養の雑談を入れていたが、それを排した。そのせいもあって、早く進んでいる感じはある。かといって、履修内容が劣るか言えばそうとも思わない。僕の慣れもあるが、講義の肝がわってきたような気もする。来年はバージョンアップはもちろん図るけれど・・・・。今年は最後に小テストを実施した。到達度が如実に出ているなと思った次第。学生よ、最後まで頑張れ!
産直拠点をどう見るか
最近、よく道の駅や産直拠点は寄るようにしているし、それぞれの商品ラインナップや店構えなど注意深く見るようにしている。生鮮や鮮魚、精肉などみると、やはり鮮魚が充実し、飽きさせないところは成功している気がする。生鮮品は圧倒的な量と鮮度はあるが、これで差別化が難しいかもしれないが、鮮魚は取れ高によって、安く提供出来たり、特徴のある品ぞろえが期待できる。精肉はそう特徴的にはならないのかなと思う。商圏が地元以外も少し遠め、観光客の休憩所など違う期待もできる。そんな意味で、道の駅そのものがどう特徴のあるマーケット戦略で経営を組み立てているのか、地元とのネットワークの作り方など、興味深い取り組みであると今更ながら思う。
いろんな話を聞くこと
僕が受け持っている「会計学入門」でゲストを今年も呼びました。なぜそうするかというと、僕も多くの非常勤やゲストの先生に支えられたので、それを継承するというか、その影響はきっと大きいと思うので、僕も踏襲しています。昨年は、「会計と職業」という話をし税理士に。今年は「販売戦略と会計」という話を企業経営者にしてもらいました。単発講義と連続講義は違いますが、それぞれに意図や意義があるもので、それをどう組み立てるのかは勉強になるものです。来年も授業があるので、少し考えてみたいと思っています。
魔法の道具
今どきの授業はPPTを中心として、プリント配布など前もっての準備をもって、そして受け手(生徒)のたくさんの「情報量」を得る。受け身の姿勢になりがちと思える。なので、昔ながらの板書スタイルがたぶん授業に適すると考えており、ここで思考しながら、自分の頭でも整理するといいのではないかと思うわけで、時代とは逆行しているのは理解の上で進めている。プリントも補足では配るが、必要以上に情報を与えることは、基礎基本の幹がぶれるような気もする。あれこれの2年目も中盤から終盤へ向かっている。今年はコンパクトに進めているつもりだが、どうだろうと思う今日この頃。
やっぱり今年もこれ
発行年は古い教科書になるが、2年目の会計学入門も昨年同様に進めている。書き込み式のテキストをたどりながら、必要事項を板書して、自身で考えさせてといった運び。簿記入門というのが前期で用意されているが、受講していない人もいるので、簿記の復習もする。しかしながら会計理論を少しでも習得できるように板書も工夫しているつもりである。もし会計入門というタイトルの講座だと学問はしないだろうが、あくまで会計「学」入門となると、会計学を教えることになる。今年もあれこれ目を通したけど、しっくりこない。今の大学ではこの教科書が一番フィットしていると思っている。教える方もいろいろ考えてはいるが、学生はどうだろうか?だいぶ教科書も終わりに近づいてきた。年内には教科書は終わりそうだ。
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