右脳

長い時を経て

昔の杵柄

この時代にご一緒していた方に用事あって、連絡した。敢えてお名前は出さないが、久しぶりだったなあ。いろいろ話が出来て、嬉しかった。やはり能力の高さを改めて感じた。もう6次産業には僕は関わってないが、当時のような猫も杓子も6次産業というのは聞かなくなった。現実はうまくいってない…、成功のケースはほぼ聞くことがない、関わっていた最後の方は、うまくいってない→立て直しという仕事が主なものだったような記憶がある。DX、デジタルも絡ませて、24次産業化へというのも耳にするが、足元の生産の精度を高めることが最初のスタートだとは思う。

インボイスの声

そろそろ大きな声で!

メディア統制をしているのか、10月に迫るインボイス制度のことをあまり言わない。これは大ごとになると思うので、大反対である。徴税が必要ならば、他の方法でと思うところだが、明らかに景気は冷え込み、中小企業が廃業に追い込まれていくことは目に見てわかる。現実の世界がわからない人たちの立法かもしれないが、これはまずいと思っている。僕は農業の方の話が多い方なので、農家関係と話をしても、ほんと真面目。いろいろ勉強をしている。感心する。しかし、この制度はやめるべきだ。インボイスの話をすると、政党支持率は間違いなくさらに下がる。だから言わないのだろうと思うが、この制度が導入されると、事業者の負担も大きいが、社会の影響も大きすぎる。そんなこんなもあるが、農家の皆さんにはこの本をご紹介しておきたい。

 

大阪へ

久々の大阪経済大学

学生が僕の論文をたまたま見つけてきたという流れから、大阪経済大学へ久々に行くことになった。コロナ渦で呼んでいただいたときには、すべてオンライン講義だったので、キャンパスに行くのは久しぶりのことで、まあ懐かしい記憶を辿りながら上新庄から歩きました。ここの学生は優秀という印象です。そして学生たちにも活気があるなと思いますね、若い力でどんどん切り開いていってください。今回のテーマは飲食業会計。このテーマも面白いものです。飲食業がメジャーな産業であるにもかかわらず、意外に研究が少ない。ということで着眼点はいいとは思いますが、この分野も得意技の方の部類。自分の強みを活かすも殺すもと思うところですね。大阪もたまにはいいものです。

クラウドファンディング講義

人の話を聞く

授業をする身になって、自分が人の話、講義を聞くということはめっきりなくなった。これは新たな知識のインストールの機会も減るし、たまには聞いて知を深めることも必要に思う。何よりも自分と関連するものがあれば、そこから何を得ることは自分の知識を血肉化することにもなるし、プラスに作用する。今回、クラウドファンディングがテーマということもあり、話を聞きにいった。自分と少し違う解説(→知識の内容が異なるわけではない)で、説明の仕方も勉強になった。一般向けのレベルや程度感なども学びになったものだ。僕なりの時間の活用や書籍だけではない勉強の時間もどのように獲得し、未来につなげていくのか、今回考えたことである。

 

久し振りの講義

岡山3年目

今年も岡山での講義が始まりました。同一講座も3年目。毎年、バージョンアップしながら話をさせてもらっていますが、自分も学びの多いものです。しゃべりながらそうだな、ああだなと思いながら、今年の学生の様子を味わう。そうして後期へという流れ。ルーティンになりながら、岡山に行くと大学の先生といういい意味での緊張感を持つ。これもいいものです。今年は特に農業政策はたくさん勉強したので、自分なりにも納得はして臨めた。やはり日々勉強というところです。

お裾分け

大量のニンニクがやってきた!

ニンニク農家さんからお裾分け。大量のニンニクが届いた。一度、食べてみたいといったところ、義理堅く持ってきてくださったが、量が・・・・。ありがたく頂きました。やはり人の気遣いだからやはりうれしいもの。農業だと、「うちで作った絶品の○○だから、食べてみんさい!」ということはあるが、工業だと、「うちで作った絶品のネジだから使ってみんさい!」ということはまずない。そんなこんなでありがたい話をお裾分け。

違和感の間

自然科学と社会科学

農業会計学と言うと、農業経済学の一端から派生した学問として位置づけられる。農学部に農業会計学は用意されるものの。社会科学だともいわれる。修士まで社会科学系で進学し、博士から自然科学、理系に行くとなると、やはりどうしても違和感がある。自然科学にいても、違和感。社会科学にいても、違和感。このせめぎあいはなかなか感じるものではないだろう。社会学は複雑に考えようとするし、自然科学はシンプルに考えようとする。いろんなことで「違い」は感じてしまうのだ。なかなか論文を起こしたときに、どうしても違うものを感じながら、書いているが、それでもどこかで「接点」はあるんだろうと思うのだが・・・・。その「接点」がわかるにはもう少し時間がいりそうだ。

最後の一年

一葉の世界

お札も変わることで、再び一葉は注目されるに違いない。今年からたまたま放送大学で「樋口一葉の世界」という講義をやるようだから、受講してみる(単位はとらないが)ことにした。テキストを見ても、しっかり整理されている。そもそも学問で最初に学ぶときに、入口を探るときは必ずと言っていいほど、僕は放送大学のテキストを探す。種類も多く、学びやすいし、この大学で学ぶのもすごくいいのではといつも思っている。テキスト代とかはかかるが、テレビ授業にしても、ラジオ授業にしても無料で学べる。放送大学が果たす役割は大きくなるのではないかと思う。教育無償化とかいうが、少子化や教育面での国の考えは明らかに異なるので、たぶん実現しない。お金はない、でも学びたいと思えば、この大学の選択はあるなと思う。年をとって思うことである。

 

今年も終わりました

岡山の2年目も終わりましたね

2022年度の中国学園大学の会計学入門も終わりました。今年は疲れました。加齢もありますが、日常が忙しすぎて、ほんとタイトでした。今年は昨年よりもブラュシュアップを目標に板書も精度をあげたつもり。甘いものを固くいくという方針で、コアな部分をひつこく、ねちっこくやりました。来年も同講義を頼まれたので、もっと精度が高く、進めていければいいと思います。学生が少なかったので、添削もしましたが、来年は無理かもしれませんね・・・。また秋に!

授業

ああでもない、こうでもないと考える

何が正解か不正解かはわからないが、物事のアプローチ一つで見方は変わるもの。同じテキストを使っても、同じようにならないし。去年と同様の講義はできない。同様というか同じにはならない。進化なのか退化なのかわからないが、いろいろ考えるな・・・。教えること、授業をするのは向いている。教務はしたくない。それはカルチャーが合わないから。もう僕もいい年だ。人生の終わりのカウントダウンを逆算すると、できることは限られてきた感はある。