左脳

大学の差

危機対応

僕は大学というところには何か所も通わせていただいたし、学術研究などから大学とのかかわりはある方だと思う。今回、いろんな大学を見て、お粗末な学校、素晴らしい対応、学校の差がはっきり出ている。事務局の対応なんかははっきりわかるものだ。ダメな学校はほんとひどい。今回、素晴らしいと思ったのは、慶應義塾大学SFC(https://www.sfc.keio.ac.jp/news/014513.html?fbclid=IwAR27DRlDmbH8m7uqn7I4llLrKihAx2pymVs7RevyNapjJWs-lUMfAp2mb3c)良ければ、サイトを覗いてほしい。

 

新入生・在学生のみなさんへのメッセージ

環境情報学部長 脇田 玲

家にいろ。

自分と大切な人の命を守れ。

SFCの教員はオンラインで最高の授業をする。

以上。

という短いメッセージだが、十分に伝わる。親になって特にわかるが、こういう学校なら、一生懸命働いて学費出したいと思う。生活が苦しくても。一方で、こんな学校なら行かせたくないという学校も明確に分かった。これは大学にある風土や文化が露出したと思える。大学もいち早くオンラインを導入し、なんとか暗中模索の中、頑張る学校。ただ延期ということで指をくわえている学校・・・。役務の提供をしないのなら、学費は返すべきと思う。皆さんはどういう学校にいたいのか。これからは変化に対応ができる学校が生き残る。大学が過剰な中、どうするのか。僕はこういう危機的な状況化、対応をどうするのかを冷ややかな目で見ていたい。

 

確定申告

1か月延期した確定申告

明日でようやく確定申告が終わる。若干猶予を与えるようなことを言うが、一応、区切りである。今年はしんどく忙しかった。1か月確定申告は伸びたが、法人の申告は延長はない。またまたコロナであるが、感染拡大を防ぐという意味で確定申告を延ばすのは英断かもしれない。しかし、本当にそのことで困って時期を延長し、それを活用した人がどれだけいたのかのは検証すべきと思う。会計事務所の現場からは、やはり管理がちゃんとできていない人が延期を逆手にしたようにも思う。今年は終わった感のない確定申告業務であったが、さすがに年々、きつくなってきている。歳を重ねたのもあるが、年々、税制改正によって複雑になり、頭を使うことが多くなってる。頭がついていくのかなといつも思うのだ。皆さんも自分の事、よく調べてるし、まあ怖い仕事だとつくづく思う。

内部留保

節税か内部留保か

やっぱりコロナの話か....。どうしても話題の多くがコロナの影響がどうだのああだのっていう話になり、今日は暑いね、寒いねとかいうような、日ごろであれば、カープが勝った負けた、強い弱いなどと同じようなコミュケーションなのか。当分、ここからは逃げられそうにない。会計事務所に身を置く人間としては、毎日のようにその悩み。やはり「お金」である。つなぎ融資といっても、希望者殺到。5月末から6月初めにもなると聞く。今・すぐという緊急性と相反する現実。多くの倒産が予想される。それは他人ごとではなく、自社もそうなるかもしれない。私の住む広島県は、2年前に豪雨災害に見舞われた。その時も多くの資金を注入し、企業は踏ん張ってきたが、それもまだ半ばというところにコロナである。広島県においては、そうした事情もあり、相当無理な融資も応じたらしい。そうなると、今回、厳しい情勢は間違いないが、支援はできるのか。銀行も経営がある。儲かったときに、節税といってお金を使うことが果たしてどうなのか。利益を出して、納税。すべては取られない。こうした方がお金は残ると言っても、税金の納付は嫌なものである。税金の使われ方に皆さんがよく思ってないんだろう。節税カ内部留保か。危機的な状況の中、再度、自社に問うといいのではないか。

著者 :
唯学書房
発売日 : 2015-10-10

地方議員の存在

今こそ活躍の場だ!

地域から選ばれた地方議員。コロナの危機的な状況下、今、働かずしていつ働く。ほんとそう思う。臨時議会を開いて、条例や立法をし、地方でできることをやるべきではないか。正直、落選した身からすると、こういう発言はどうかとも思うが、まったくその気配がない。知らないだけならいいが、そうではなさそうだ。自分の住んでいる地域で、街頭演説はできないにせよ、街頭に立って、意見を聞くとか(集会は今はやめたほうがいい)、そんな動きもあっていいものだ。僕なら市町村のHPに各議員への意見を集めれるようなものを作り、そこで意見を聞く。子育て、介護、医療、教育、経済・・・・、それぞれに強い人がいるんだから、そこへ向けて、陳情を聞いて、少しでも反映させたらどうか。有権者の皆さんが議員を監視する。そこで市民が主体となる社会の構築をすべきではないか。地方議員しかできないこと、条例や立法をすること。地域のこと、一番わかっている人たちじゃないか。今こそ地方議員に遮二無二、地域住民のために働いてほしいと願う次第だ。

おかしいことはおかしい!

今日から学校やるってよ

僕の住んでいる広島県。まさかの普通登校。さすがに休ませた。学校の勉強はできる先生方かもしれないが、社会常識はあるのか?ほんとそう思わざる得ない。人の命はなんだ、自己責任で片付けるのか。今回のコロナは人命を脅かす脅威である。日に日に感染が拡大し、死亡者も増えている。ブログを書いている現在、まだ緊急事態宣言もない。緊急事態宣言が出たからと言って、日本の法律では拘束力は薄いかもしれないが、さすがにこんな時期に学校やりますってことは言わないのではないか。義務教育を受けさせないのは、親の責任か。だとすれば、喜んで僕が責任取るよ。子供の命が大切だから。勉強?オンラインでやったらどう?これまでの自粛はなんだったのか。3密の極致ともいえる学校空間で、今は不安を生み出す装置でしかない。もう少し待て!もう少し考えてくれ。民意とどうもずれる気がする。もう黙っていられない。

クラウド会計

時代の流れか

僕も早くからクラウド会計には目をつけて、導入もして実践した。しかし、途中でやめた。なぜやめたのか。帳表がみにくい、仕訳が見えにくいといったことで、勝手が悪かった。この前、調べてみると、2016年に取り組んでいた。クラウド会計は、手軽な部分はあるが、僕にとっては複式簿記が見えにくい(裏では動いているのはわかるが)。そんなことで、足は遠のいた世界であったが、時代の流れか、ますますクラウド会計、全自動化を目指す会計の在り方が進んでいる、。ということで、逃げずに取り組んでみようと再度思い立った。たぶん当時と帳表が違うんだろうし、進化も遂げていると思うので、勉強をしてみたいと思う。時の流れは早いので、乗り遅れないように進むだけ。なんでもそう。ひとまずやってみよう!新しい幕開けだ。

 

ファイナル

平成から令和へ、長い旅路の終着地

博士号の取得のために、長く東京農業大学にお世話になった。論文博士ということで、東京農業大学には所属していないが、何度通っただろう。思いで深い大学になったものだ。いろんな紆余曲折があったが、漸く最終報告までこぎつけた。久しぶりに60分ライブ。疲れたな・・。厳しい質疑応答。最後くらいちゃんちゃんと行きたかったが、それは博士の審査、仕方あるまい。これから手直しがあるが、ひとまず終わった。僕にとって農業会計論の総決算になろうが、思い出すこともたくさんある。新たな知見が奇抜で斬新な主張かと言えばそうではないかもしれないが、一石は投じただろうとは思っている。もう少し推敲が続くが、皆さんに感謝している。特に指導教官にはよくしていただいた、最後に学位をいただくまで、頑張らないといけないと思うものだ。

新事務所へ

激動の2か月を経て

父の死去から、いろんなことがあり、怒り怒り怒り・・・、ここでは書けないようなことが続いた。逃げる・ごまかす・嘘をつく、最低なクズ対応は怒り心頭であったが、それでも前へ。前へ進み、自分たちの大事なものを守る。承継する。とにかく前向きにとらえ、進んでいくことを念頭に動き、事務所は再編。再編と同時に引っ越しも行った。未だ片付いていないのもあるが、やはりまだ落ち着かない。事務所が広くなり、人員も少ないため、なんか寂しい。寂しいが、なんかせわしい、忙しいで毎日を過ごしている。あれもこれもやらないといけないというのが頭を垂れながら、新しい時代へ。とにかく頑張るだけ。一歩一歩進めていこうと思う。

熱量の差

ギラギラと

最近、政治家の秘書をやっていたとか、現役の秘書だとかに出くわすことが多い。政治に一歩下がったところに自分が今いて、積極的にもかかわろうとしないし、かかわりをもたそうとする橋渡しのような存在もない。可もなく不可もなく、あまりあれこれ言わないようにしている。それはそうと、まあ政治的な会話をすると、やはり熱量が高いというか、目が生き生きとしてしゃべってくる。僕も候補者のときもあったからわかるが、たぶんその頃は野心があり、ギラギラしていたのではないか。そんなことを人を見て感じた。かつての支援者に用事があって、その出来事を話してみると、やはり昔はもっとグイグイときてたと言われた。確かにとんがっていたっし、若さもあったのだろうが、やはり野心という熱量があったに違いない。今はあの頃のような情熱はないように思う。普通にビジネス、研究、日常とあるにせよ、ほどほど。あるとすれば、ビジネスを何かエンジンをかけて、動かしていく。その中での喜びを探しているような気がする。政治ほど刺激的なものはなかった。これは僕の実感であるが、何が何でもこれをやるんだ!という強い熱量をもって、取り組む目標が失われている。「ほどほど」なのだ。「ほどほど」といっても、一般よりは高いはずだ。でも突き抜けていない。突き抜けてとんがっていくような刺激的で面白いなと思うこと、内発する情熱が表面化するのはいつだろうか。僕自身の問いかけである。いろんなことを考えつつ、自分自身の「鏡」となった出来事であった。また僕もいろんなことをしてきたんだなと思う瞬間でもあった。

混乱の消費増税

軽減税率は必要なのか

10月1日より、消費増税が実施された。消費税は増税をすべきだという考えであるが、さすがに今、やると消費はかなり落ち込んでくると予想される。まず8%に上げただけで、税金の滞納が増えている。これを解消することの方が得策と思える。そもそも中小企業者は、消費税が預り金だと知りつつも、資金繰りに回ってしまう。故に、消費税分としてのカウントではない。企業を営まない個人では、たかが2%の増税という考えの人もいるが、企業を営んでいるとそうはいかない。3000万円で60万の差(8%と10%の差)を生む出すことになる。災害も多い今、その2%は大変大きい。さらに単純に2%上がるのであれば、まだわかりやすいが、複数税率になる軽減税率。これはほんと複雑である。公明党さんの肝いりの税制であるが、ほんとに賛成なのか疑わざる得ない。租税の原則、公平・中立・簡素からも外れ、とにかくわかりにくいのがネックである。これ、慣れるのかね?と疑問符もつく。軽減税率は即刻やめるべきである。10%もどうかと思うが、どう世の中が変わるのか、政権政党にも現実で理解をするしかないようだ。僕の考えは8%据え置き。他の税制で補うというのがいいと思っている。他の税制?法人税と所得税から徴収を考えるべきと思うのだが、さあどうでしょう。混乱はまだ続きそうだ。