コンサルタントの選択

迷える子羊

人を多く知っている経営者にありがちな点。多くの情報を得てしまうが故に、前に進めない、判断できないということないでしょうか?経営相談やアドバイスを受けるにしても、一つの事象であっても、百人いれば百通りあるのアドバイスがあるとすれば、やはり迷うもの。経営者は孤独、聞いてもらいたい、それはそうかもしれないが、コンサルタント(外部専門家)を絞り、その人のことを聞くことだ。聞くと言っても、最後は経営者が判断すればいいのだが、あれもこれもというのがよくない。いい匂いがすればいい匂いの方へ。殊更、蟻地獄に入ってしまう。僕は、その会社にそういう役割の人がいれば、ほぼ何も言わないことにしている。迷うから。経営課題で分野が異なる場合は、その領域を超えないように考えるが、まあやはり多様な情報は時に害になる。コンサルタントも仕事にしようとするから、あの手この手、プレゼンをするだろうが、経営者の見極めも大切。選択は難しいものだ。問題の解決はなかなか至難の業だが、そこを乗り越えていくのも経営者の試練だ。経営とは何か、こういった根本の問いにはしばし考えることは多々あるのではないだろうか。

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