2021年 1月 の投稿一覧

常識を疑え!

最近の読書

読書をするのもかなり鈍化している。時間がなかなかない。それでも読んでいないことはない。ネギ農家から紹介されたのがこの本。よく売れている書籍のようだ。素人から農家へ転身し、体験をもとに農業と向き合って、農業ビジネスで考えたことを述べられている。表現は違えど、共感することや、こう伝えればより人に伝わるのではないかなと思うことなど、勉強になった。読みやすい本なので、ぜひ手に取ってほしいと思う。6次産業のことも書かれているが、6次産業の違和感は全くその通り。僕もかつて6次産業の支援をしていたが、結局のところ、成功例が少ない。レッドオーシャンの世界には新たな敵がいるものだ。取り組み自体は否定はしないが、かなりの戦略や覚悟など用意すべきだろう。僕には6次産業を支援し、成功させるだけの能力はない。ただ自分の持つ領域や器の中で勝負していくことを考えていこうとする支援、伴走はできると思う。ここに活路があるような気がしてならない。今日の読書から紹介をしておきたい。

 

1年前の記憶

 

時の流れ

早いものである。1年前、博士号の最終面接の日である。前日に大学の図書館で勉強して、望んだ。農大は論文だけを出しただけの学校といえば、そうかもしれないが、1.5か月の一度くらい通っていたので、殊更思い出がある。収穫祭(学園祭)の準備時期に紹介をしていただき、春夏秋冬。数年経過したが、ようやくこぎつけた日。父の死去から事務所の再編からとかく忙しく、てんやわんや。しかもコロナが始まった時期であったし、指導教官の退官など、もう時間がないというギリギリのタイミングであった。去年のこの時期の記憶がとんとない。学術研究もほんと出来ていないし、自分に余裕がなくなっている。時間の使い方の悪さも起因していると思うが、ちょっとずつでもやっていかなければと思うものだ。論文を書かなくなると、書けなくなる。その恐怖はあるが、学術研究でも僕にとって、「残された課題」があるので、それは少なくともクリアしたい。あと学位記を目の前で授与をされてみたい。過去、すべて授与は後日しか経験がない。歳をとって、1度くらいは経験したいイベントかもしれない。コロナも1年以上、続いているのかと改めて思うことでもある。

今年のイベント

どうなるコロナ2年目

先日、フラワーフェスティバルのイベント開催をするとの発表があった。宇品の花火大会や宮島の花火大会など、軒並み中止が発表される中、5月にあるイベントを考えると、チャレンジングな決断だと思う。規模はパレードなどは見送るようであるが、果たしてどうなるのか。事を動かさないと始まらないのも事実、しかし、これだけの規模で人が動くとなると、ワクチンなどまだ未整備(準備不足)の中、どうなのかというのは考えるところである。出展者の立場からすると、ビジネスのことも考える。だから出るのか知れないし、これまた微妙である。イベントは早めに出店依頼があるので、そのときの状況が予想できないのもある。そろそろ今年のイベントも話が来る時期だ。周りの方とも相談したい。

刺激を与えてくれる人

物足りなさの一つ

この前、ある人としゃべっていたときに、亡くなった人の話になった。その人は僕をぐいぐい引っ張り、引っ掻き回されている/回しているという関係性であったが、とにかく魅力のある人だった。故人を悪く言うとかよく言うというレベルではなく、こういう人に出会うことがないからだ。とかく面白く生きさせてくれたように思う。僕も灰汁が強いほうの人間だと思うが、僕に刺激を与えてくれる人は少ないように思う。1年に1度あるかないかで、僕自身が動いて会ってみようと思う人が出てくる。その時は積極的に動いてみるが、その積極性は誰しもなく、「刺激」というスパイスがあるかどうか。ただし、会ってみようと動いても、絶えずその人が僕に刺激を与えてくるのかというのは、また別の問題である。やんちゃさも兼ね備えたり、人たらしのようなところがあったり、完璧な人ではなく、粗削りな人間のほうが僕には刺激的なような気がする。とかく物足りない空腹感はどこにあるのか。昨日思う日々雑感。

メディアの力

昨日の放映を経て

TSSテレビ新広島で、廣島農人の取り組みを取り上げてくださった。テレビに出るのは、ほんと久々のことである。コロナ社会になってからは発信を強めているが、さすがに地上波に出るのは戸惑いもあった。周りのみんなが出ようというのに押された感じになったが、結果的には出演したのはよかったのかしれない。これからの反響である。物事には作用と反作用があるので、それによっていい方向にすべてが出るわけではない。このブログのように、地道に継続的に積み重ねることで、「じわっと」と進む、がんぼチャンネルもそうである。地上波だと劇薬的なところもあるので、荒治療になりがちになるのは危惧する点である。ただ今回の放送を通じて、違う展開も少し見えた。「じわっと」と新たな展開をやっていこうと思っている。ああでもないこうでもないと考えて、前に進んでいきたい。

不動産の所有

所有から使用へ

都心では企業ビルの売却が多いと聞く。広島の都心でもそんな話を耳にした。テレワークなど働き方も変わり、コロナで価値観も変わり、所有から使用という価値観の表れか。いや企業の資金繰りという解決策か、真贋はさておき、不動産の売却は続くのではないかと思う。不動産の購入者は誰か。外資系あるいは外国人など日系、日本人ではないケースが多そうだ。日本の不動産は有望なのか。不動産をどう捉えればいいのか。インフレに強いとか、生涯年金の位置づけなど個人の不動産は確かにそうだろう。企業ビルはどうか。これから地方へ人材が分散されるのなら、企業の抱える大きなビルはいらない。コワーキングスペースで十分といえるのではないか。不動産の所有も維持費もかかる。個人は相続も考える事案となる。生き方も含め、不動産は我々に問題提起しているような気がしてならない。

 

ファンド組成

注目のファンド

パートナーをやっているミュージックセキュリティーズのファンドの中で、今回、しなの鉄道のファンド が募集している(写真はしなの鉄道ではありません)。息子の影響もあって、鉄道はどうも気になる。気になるとはいえ、このファンドの中身である。観光列車のろくもんで知られているしなの鉄道であるが、今回、鉄道車両の購入費を集めるファンドを組成するようだ。特典をみても、鉄道ファンにはたまらないのではないか。鉄道のファンドは組成しやすいと思う。たぶん乗車数を割り出して、料金を計算し、収支計算しているものと思うが、鉄道車両もSDGSのことなど環境に配慮したものを念頭に置くと、さらに費用もかさむと思われる。しかし、僕から見てもいいファンド組成と思っている。是非、参画したいと考えている。

FA宣言?

たまにあることだが・・・

時々、うちに来てくれないかというお誘いを受ける。転職、移籍である。話が来るのはありがたいことに、要職であり、自分には無理でしょうというオファーもいただく。やはり想像もする。もし移籍したらどういう人生に変わるだろうかとか、残りの人生はどう過ごせるだろうかとか・・・。環境を変えたいなと思うことはしばしばあるが、なかなか今やっていることを投げ出すことが出来ない。これもジレンマである。ただコロナになって激変しているだけに、すべての選択肢は排除しないという思考では捉えている。ABCと優先順位と比重を考えて、仕事も取り組んでいくことになるだろうと思う。それにしても、僕は危機感だらけだが、世の中は僕が思っているほど、そうではない。だから自分は粛々と積み上げていく、石のように「意志」を・・・。

注目のツール

映像と音声

YOUTUBEをやったり、ラジオをやったりと映像と音声を使ったものを取り入れているが、殊更映像より音声に関心が高い。オーディオブックなどの音声ツールがどんどん活用できないかと考えている。何故か、パソコン時代で映像はフルに活用し、目が疲れる。音声は動きながら移動中でも活用できるし、想像力が働く。思考力が鍛えられると考えている。これは音声に集中し、物事に向き合うと考えれば、映像よりいいのではないかと思う時がある。もちろん映像の方がわかりやすい場合も多い。しかし、音声・・・、このものをどう使うのか。またあれこれ考えているんだが、2021年、また新しい動きができないかと考えている今日この頃である。

自分の言葉で語る

 

昨日の続きになるのか

ラジオの反響も多少はある。石破さんと言えば、やはり国民の皆さんもご存じで済むような方であり、そういう方が地方のラジオに出てくださったわけだから、それなりに皆さん、おっと思うこともあったのだろう。やはり経験と実績というのもあるが、やはりすごい勉強をされている。そして反芻して、自分の言葉に昇華している。そうして自分の言葉で首長や意見が出来る。台本と言ってもこういう話をして進めていきますということくらいで、あとは風任せであったが、いわばアドリブで、アドリブと言えば失礼だが、今までの蓄積のある知識を万人にわかりやすく説明できる。あまりこういう政治家も少ないような気がする。スポットライトを浴びるというのは常に緊張感があるので、しんどいと思う。しかし、そのプレッシャーやストレスに負けず生きていける骨太さは、備えていければいいと思う。たださすがに石破さんとは器が違いすぎるが・・・。見習うところが多く、延長戦のブログになったが、何度も何度も考えることは多い出来事であった。