農家の挑戦を考える

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農業の投資型クラウドファンディング(ふるさと投資)

僕自身がクラウドファンディングの推進のお手伝いをしているが、これも使い方ひとつで全く効果は異なると思っている。資金調達としての位置づけで考えれば、銀行借り入れよりはるかに高い金利であり、選ぶべき手段ではないと判断されよう。しかし、商品のプロモ-ション費用として位置づけると、①顧客の獲得、②利益の確保、③資金調達といった形で、並行したアクションが起こせることになる。銀行借り入れだとその調達資金を運転や設備といった資金にまわるのみになる。しかし、クラウドファンディングの利用によって、投資家がファンに転嫁し、顧客になっていくシナリオは、いろんな分野で役立つと考えている。農業に鑑みても、思いや熱意をどう伝えていくか、どうPRしていくのかを、こうした方法によって、掘り起こし地域のスーパ-スタ-を作っていくことも可能だと思っている。現在、内閣府も投資型クラウドファンディングを、「ふるさと投資」と位置づけ、活発な市場を作るプラットフォ-ムを構築しようとしている。うまく使えるかどうかでまた大きく変わってくるのだ。農業の挑戦の選択肢として、考えてみてはいかがであろうか?6次産業化の認定よりはるかにハードルは低い。

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