内部留保

節税か内部留保か

やっぱりコロナの話か....。どうしても話題の多くがコロナの影響がどうだのああだのっていう話になり、今日は暑いね、寒いねとかいうような、日ごろであれば、カープが勝った負けた、強い弱いなどと同じようなコミュケーションなのか。当分、ここからは逃げられそうにない。会計事務所に身を置く人間としては、毎日のようにその悩み。やはり「お金」である。つなぎ融資といっても、希望者殺到。5月末から6月初めにもなると聞く。今・すぐという緊急性と相反する現実。多くの倒産が予想される。それは他人ごとではなく、自社もそうなるかもしれない。私の住む広島県は、2年前に豪雨災害に見舞われた。その時も多くの資金を注入し、企業は踏ん張ってきたが、それもまだ半ばというところにコロナである。広島県においては、そうした事情もあり、相当無理な融資も応じたらしい。そうなると、今回、厳しい情勢は間違いないが、支援はできるのか。銀行も経営がある。儲かったときに、節税といってお金を使うことが果たしてどうなのか。利益を出して、納税。すべては取られない。こうした方がお金は残ると言っても、税金の納付は嫌なものである。税金の使われ方に皆さんがよく思ってないんだろう。節税カ内部留保か。危機的な状況の中、再度、自社に問うといいのではないか。

著者 :
唯学書房
発売日 : 2015-10-10

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