人生の棚卸

自粛が続く中で

あまり外も出られないから、家の片づけを少しずつしている。かなりの本が家にある。実家も結婚前とかわらずそのままにして出ているので、実家にもある。実家は文学が中心に。今の家は、農業会計が中心になろうか。まあずいぶん増えたものだ。この際、書斎を作って、そこへすべて所蔵しようかと思っており、まずは実家から始めたが、それにしても過去の自分もいろんなことを考えていたんだなと感じることが多い。最初は文学理論や漱石研究などわけて、段ボールづめをしていたが、途方に暮れて、ひとまず整理に変えた。そして読まないであろう書籍も今回、売ろうと思い、これも別枠で箱詰めし、意を決して売りに出かけると、営業自粛。本屋は営業自粛だっけと思いながら、まああれやこれや。はっきり言えば、まだ実家で30%程度で、まだまだ時間はかかりそうだ。それにしても、漱石研究をあきらめなければよかったかもと思ったものだ。かなりの研究書がある。漱石研究者と思われても、たぶん違和感ない。コロナでいろいろ考えることもあって、そうは明るい未来があるとは思えない。だから残りの人生、好きなことをして生きたほうがいいのかも思い始めている。僕は好きなことをしているようで、やはり統御された人生のような気がする。人生の解放区があるのだろうか。心の整理整頓は、人生の棚卸をしているようだ。今回、いい機会ととらえて、見つめ直したいと思う。

著者 : 吉野敬介
東京書籍
発売日 : 2008-08-27

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